月刊少女まんが誌「なかよし」(講談社)で連載中の「カードキャプターさくら」の世界観を体験できる展覧会「カードキャプターさくら展 ー魔法にかけられた美術館ー」が、10月26日(金)から東京・森アーツセンターギャラリーで開催中。
「カードキャプターさくら」は創作集団「CLAMP」によって1996年から2000年にかけて連載され、16年に新章「クリアカード編」が始まり、そして18年から新章アニメが放送したことで大きな反響を呼んでいる。
会場内の公式ショップ「カードキャプターさくら展 ミュージアムショップ」では、本展限定の複製原画やクリアファイル、ポストカードをはじめ、作中に描かれる様々な種類の花をモチーフとしたオリジナルブランド「SAKURA」シリーズの商品を販売。
「包囲(シージュ)された知世のアトリエ」では、作品に登場するバトルコスチューム4着、CLAMP・もこな先生の手作りによる細やかな装飾が施されたドールサイズのドレスを前期・後期それぞれ3着ずつ、計6着が展示される。
「はじまりの書庫」というコーナーでは各界著名人の方に語ってもらった「カードキャプターさくら」の魅力が掲載されており、「迷(メイズ)な原画ゾーン」では作品史上最大となる前期・後期合わせて約200点の原画を展示。前期はキャラクターごとに、後期はテーマごとの展示となる。
他にも、作品に登場する花のシールを来場者みずからが壁に貼っていくことで完成する参加型展示「花(フラワー)の部屋」や、大きくなった人気キャラクターのケロちゃんと一緒に写真撮影ができる「大(ビッグ)なケロちゃん」といったコーナーを用意。
さらに、来場者にはCLAMP先生による描き下ろしのオリジナルクリアカード(非売品)が配布される。
文=田中隆信
ウォーカープラス/週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一