一度は食べてみたかった!駅ホームにある立ち食いうどん店を巡る旅

九州ウォーカー

今回は一日、駅のホームにある立ち食いうどん店を巡って、お店の様子をレポート!北九州の愛され店から大牟田のローカル店まで、絶品うどんをすする旅に出かけよう!

うどん巡りの旅にいざ出発!


JR 鳥栖駅 「中央軒」


いつもは通り過ぎてしまうJR鳥栖駅で降りてみると、レトロな雰囲気がすてきでした。開通100年以上。木造の壁や天井のほか、柱には明治期に活躍したヨーロッパ製のレールを使うなど特徴的な駅舎が懐古趣味をくすぐります。優しいダシの香りに誘われて、「中央軒」へ。1956(昭和31)年から営業する歴史ある一軒は、九州初の駅の立ち食いうどん店だそう。

JR 鳥栖駅 「中央軒」/ かしわうどん(350円)、いなり(2個)150円


なかでも、一番おいしいとウワサなのが5・6番ホーム。看板メニューの「かしわうどん」(350円)は絶対に食べなきゃ!カツオなどが香るダシにかしわ(=鶏肉)の甘さが溶け込んで、たまりません。

[中央軒]JR 鳥栖駅ホーム内 / 0942-82-3166 / 5・6番ホーム7:00~21:00他

JR 小倉駅 「小倉ホームうどん」


小倉駅に降り立ち、向かったのは3・4番ホーム内にある「小倉ホームうどん」。店内に入り、じっくり煮込んだかしわを使った人気の「かしわうどん」(360円)をさっそく注文。北九州独特の甘辛く、濃いめの味わいに舌つづみ。

JR 小倉駅 「小倉ホームうどん」/ かしわうどん(360円)


寒さが近づくこれからの季節にピッタリな「おでん」(単品各110円)も置かれ、さらにメニュー表には「晩酌セット」(おでん2種付き・420円)の文字が!缶ビールか焼酎が選べるので焼酎をセレクト。うどんのダシが染みた厚揚げをつまみながら、ほろ酔い気分に。こんな楽しみ方ができるのも、電車旅のいいところですね。

[小倉ホームうどん]JR 小倉駅 3・4番ホーム内 / 093-541-6974 / 7:00~19:00

JR 博多駅 「博多ホームうどん」


その名もストレートな「博多ホームうどん」。いつも利用する駅のホームだけど、今日はゆっくり"うどん"を満喫してみようかな。こちらは3・4番ホームで20年以上も愛されているのだとか。

JR 博多駅 「博多ホームうどん」/ ごぼう天うどん(430円)


メニューは売れ筋の「ごぼう天うどん」(430円)など。九州人が慣れ親しむ甘口醤油と魚介のダシが体に染み渡ります。また、こちらでは、ゆで麺を使うのがモットーだそう。スピーディに出されるので乗り継ぎの人にも喜ばれるうえ、喉越しもグッド。注文してから完食まで約10分、気軽にサクッと楽しめる〝立ち食い”の魅力にハマりそう。

[博多ホームうどん]JR 博多駅 3・4番ホーム内 / 090-6472-9922 / 7:00~22:00

JR 大牟田駅 「大牟田うどん店」


博多駅を出発して、のどかな田園風景を眺めながら電車に揺られること約1時間。プチ旅行気分で訪れたのは大牟田駅です。のんびりとした時間が流れるローカル感満載のホームで、名物となっているのが「大牟田うどん店」。ちなみにホームからも待合室からも利用できるので、うっかり改札を出てしまっても大丈夫。

JR 大牟田駅 「大牟田うどん店」/ スタミナうどん(600円)


店では気さくな"お母さん"たちが迎えてくれます。「スタミナうどん」(600円)など約10種のうどんに加え、うどんダシが染みた「おでん」、ガッツリ派に好評の「うどん定食」(570円)。そして親子丼があるのも珍しい。

[大牟田うどん店]JR 大牟田駅ホーム内 / 0944-52-4045 / 8:30~19:00

九州ウォーカー編集部

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