防災意識向上のための体験型イベント「Sakai Teppocho Bosai FES!2018」が、10月27日にイオンモール堺鉄砲町(大阪府・堺市)にて開催された。将来、確実に起きるといわれる南海トラフ地震に対する意識もあってか、家族連れを中心に多くの地域住民が参加。
メイン会場となる赤レンガ広場では、消防音楽隊による演奏が行われイベントがスタート。美しい音色に足を止めて手拍子をする子供の姿も。
各会場では地震体験車での体感や、ダミー消火器による放水、断水時の給水など様々な体験を実施。
今回は民間企業なども多く協賛・出展し、非常食のサンプルや救命カプセルなどのPRも行っており、初めて目にするよう商品に関心が集まった。
また今回は、防災だけではなく防犯対策のイベントもあり、痴漢や盗撮などの被害にあわないための方法や対策を、実践形式で紹介。
さらに館内ではAED講習も。一日200人もの心臓突然死があるとのことで、AEDを使うだけで4倍もの命が救えるそう。誰もが簡単に使用できることを実演で指導。
今年は特に台風や水害被害などが多かったためか、防災への関心が高かった様子。今後も防災・減災のイベントは各地で行われるので、事前にチェックして家族や友達と参加してみよう。
田村 慶明