ラーメンの花形具材は、なんといってもチャーシュー。脂身トロトロの豚バラ肉や、少しパサついていてスープをよく含む昔ながらのチャーシュー、肉々しい噛み応えのある豚肩ロースのほか、柔らかく炊いた煮豚など、バリエーションはさまざまだ。今回は、ほおばると思わず笑顔になるような絶品チャーシューラーメンが食べられる、東海エリアの5店舗をご紹介!
箸で持ち上げられないほど重い!超特大チャーシュー
●「名代中華そば 常滑チャーシュー」(愛知県常滑市)
厚さ2〜3センチ、長さ約15センチ、重さ120〜130グラムの特大チャーシューが2枚も乗ったインパクト大のラーメンが人気。時間をかけて丁寧に仕上げているため、中まで味が染み込み、柔らかいだけでなく肉の歯応えもしっかりと感じることができるのが特徴だ。
「中華そば」(830円)では、たまり醤油ベースのほんのり甘めのスープを使用。チャーシューをほぐしながら食べると、より濃厚になっておいしく食べられる。
住所:愛知県常滑市榎戸町1-83/電話:0569-42-3355/時間:10:00~14:30、土曜・日曜・祝日9:30~15:00※スープがなくなり次第終了/休み:火曜、月1回月曜、不定休
まるでビーフシチューのような食感のトロトロ煮豚
●正竜亭
元フレンチのシェフが、1978年にオープンした中国料理店。特製ラーメンにのる煮豚は、豚バラ肉をじっくり煮込んだ後、ひと晩寝かせて仕上げている。手間暇かけた煮豚は、ビーフシチューのように味が染み込んだとろけるような食感がたまらない。
特製ラーメン(750円)は、煮豚が甘辛でこってりしている分、醤油味のスープは脂とアクを丁寧に除いた臭みのない、さっぱりとした仕上がり。こってりトロトロの煮豚とさっぱりめスープの相性が絶妙だ。
住所:三重県四日市市西伊倉町4-28/電話:0593-51-4553/時間:11:00~14:00(LO13:50)、17:00~23:00(LO22:50)/休み:火曜
厚切りチャーシューがドンッと3枚オン!
●中華そば 新谷
厚切りのチャーシューと、その肉の旨味が徐々に溶け出す、あっさり仕立ての醤油スープが好評。徹底的なこだわり故、創業からずっと昼営業のみだったが、2代目店主が手腕を振るう現在は、土日限定で夜も営業している。
中華そば(800円)は、約7時間かけてじっくりと煮込んだバラ肉に、豚の旨味と醤油の香ばしさがギュッと凝縮した一杯。醤油スープのダシには、魚介(節系)を使用している。
住所:名古屋市守山区四軒家1-1576 レーベン豊1F/電話:080-5124-8752/時間:11:30~14:30、土曜・日曜~14:30、18:00~20:45/休み:月曜
薬膳系のコクのあるスープに手作りチャーシューをトッピング
●藤味亭
薬膳ラーメンの名店「陣屋」で修業した味を継承。チャーシューなど、トッピングの具材も手作りにこだわっている。ムロアジなどのダシが効いたスープに、自家製ラー油を追加して味に変化を付けるのもおすすめ!
「らーめん」(650円)の味わい深いスープは、高麗人参酢を入れるとさっぱりしておいしい。トッピングされた、旨味の詰まった手作りチャーシューも絶品だ。
住所:名古屋市中区富士見町15-21/電話:052-321-2835/時間:11:00~14:00、17:30~21:00、祝日~14:00※スープがなくなり次第終了/休み:日曜
噛むほどに味わいが増す豚バラ肉の熟成チャーシュー
●焼豚ラーメン 三條
豚バラ肉のチャーシューが丼をおおうほど大量にトッピングされた焼豚ラーメン(700円)が看板メニュー。肉質はもちろん、脂の入り方、カットにもこだわったチャーシューは、優しい味わいの鶏清湯スープにマッチする。
なかでも「焼豚ラーメン 肉盛りニンニクトッピング」(1100円)はインパクト大!通常の量の2倍となる140gものチャーシューが丼をおおう。チャーシューは、豚バラ肉を熟成させたあと、2日間かけて仕込んだこだわりの一品だ。
住所:岐阜県羽島郡笠松町北及658 メゾンG5 1F/電話:058-372-6971/時間:11:00~21:00/休み:なし
東海ウォーカー編集部