充実のデジタルコンテンツで動物の生態を楽しく学べる。「動物情報館ZooLab」へ潜入!
1953(昭和28)年に開園し、65年の歴史を持つ福岡市・南公園「福岡市動物園」。古くから福岡市民に愛される人気スポットに、2018年10月20日、新エントランス施設が誕生した。
正門を抜け、階段を登ると見えてくるのは「動物情報館ZooLab(ズーラボ)」。受付で入園券を購入し、いざ入園!入口では、迫力満点のアジアゾウの実物大の骨格標本が出迎える。施設内には、デジタルコンテンツを取り入れた体験型の展示が多数設置されている。さらに館内には案内スタッフが常駐し、各展示の案内をしてくれるので、子供たちもより楽しめる!
プロジェクションマッピングで園内マップを表示した「いきものマップ」のコーナー。動物たちの食べ物や特徴、季節などを記したタッチアイコンを押すと画面に、アイコンに該当する動物や花、植物がウェーブしながら現れ、どこで見られるかが分かる仕組みだ。立体マップに連動した巨大スクリーンに可愛らしいイラストも登場するなど、多彩な演出で飽きさせない!
車窓からキュートな動物たちが見られる「どこからバス」。バスの車窓にイラストで描かれた園内風景が映り、気になる動物の獣舎に来たら、停車ボタンを押してバスをストップさせる。それぞれの生息地へと画面が変わり、動物が自分の生態を詳しく解説してくれる。コツメカワウソやアムールトラなど4種類が見られ、オリジナルの"解説ソング"がユニーク。
「どうぶつデスク」には、飼育員や獣医として働いていたベテランスタッフが常駐。動物に関する疑問など、気になることをどんどん聞いてみよう!
2階には4つの体験ブースを用意。動物の毛や骨格を展示し、一部は実際に触ることができる「クルクルひょうほん」をはじめ、ユニークな動物キャラクターたちが仮想の動画サイトに登場する「Zoo-Tuber(ズーチューバー)」など。福岡のクリエイター集団「KOO-KI」や「anno lab(あのラボ)」制作の楽しいコンテンツをぜひ体感しよう。
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情報館に隣接し、レストラン「Café Rassembler(カフェ ラソンブレ)」とショップ「Gift Shop Petit Monde(ギフト ショップ プチ モンド)」もオープンしている。地場産の食材を使ったカレーやパスタ、スイーツと多彩なメニュー、ショップに並ぶ可愛さ満点のオリジナルグッズは要チェック!
人気の「華味鳥のシュニッツェルカレー」(1200円)。隠し味にハチミツ、タマネギのほのかな甘味をプラスしたルーに、華味鳥のムネ肉をサクッと揚げたカツをトッピングする。
他にも、華味鳥の唐揚げが入った「お子様カレー」(900円)や「山口油屋福太郎の明太クリームパスタサラダ」(750円)、「伊都物語 ソフトクリーム」(400円)などご当地感溢れるメニューがたくさん。
新エントランスからは、園内の「アジア熱帯の渓谷エリア」や南園、北園を周るルートへと行ける。約110種類500点の動物たちの観賞、ふれあいなどと合わせて、同施設も存分に満喫しよう。
[動物園DATA]営業時間:9:00〜17:00(最終入園16:30) / 月曜休み(祝日の場合、翌日休み)、12月29日(土)〜2019年1月1日(祝)※3月の最終月曜は開園 / 料金:入園料 大人1人600円、高校生1人300円、中学生以下、障がい者、福岡市・北九州市・熊本市・鹿児島市に居住の65歳以上は無料※詳細は公式HPを確認 / HP:http://zoo.city.fukuoka.lg.jp/
[福岡市動物園] 福岡県福岡市中央区南公園1-1 / 092-531-1968 / 334台(1日500円※普通車) / 車=福岡都市高速西公園出入口より約15分、地下鉄薬院大通駅(動植物園口)から徒歩約15分
J.9