まるで宮城県南オールスター!ニボラー必食の一杯が味わえる「煮干そば食堂 片平小十郎」

東京ウォーカー(全国版)

「淡麗」「濃厚]「煮干し」「つけ麺」の4大勢力がしのぎを削る宮城のラーメン界。今回はニボラーにはたまらない煮干し尽くしの店を紹介する。

高級焼き干し入りスープに煮干し入り麺と煮干し尽くし「煮干そば食堂 片平小十郎」


裁判所などがある片平地区から、小路を入った静かな場所に位置する


角田出身の店主が、県南エリアの食材を使って店をできないか、というコンセプトから起ち上げた「片平小十郎」。屋号も戦国時代、伊達政宗の右腕として白石城を治めていた片倉小十郎をもじったものだ。

【写真を見る】浮かぶニボ玉は溶かしながら味わうのがポイント「濃いめの煮干そば」(830円)


人気メニューは「こいにぼ」こと「濃いめの煮干そば」(830円)。陸奥湾の焼き干し、瀬戸内海や大分など各地から取り寄せた煮干しで作ったスープは、煮干しの甘味と旨味をとことん味わえる一杯。低温で煮出して上品に仕上げている。

辛味噌が味のポイント。「汁なし肉そば」(900円)


「汁なし肉そば」(900円)は味の染みた「肉おでん」と煮干そばのコラボ。「JAPAN X」の柔らかな肉質を楽しめるおすすめの一杯だ。

夜は居酒屋として「肉おでん」をメインにしたメニューなどが味わえる


煮干しを練り込んだ煮干しそばは、白石温麺(うーめん)の技法を用いて、1890年創業の老舗・はたけなか製麺が製造、味玉は白石蔵王の竹鶏たまご、チャーシューには蔵王の「JAPAN X」と、県南のさまざまな食材を使った「県南オールスター」の趣。煮干しは苦味やえぐ味が出やすいので低温で煮出し、優しい滋味あふれるスープに仕上げるよう細心の注意を払って作っている。それゆえ誰もが食べやすい煮干しラーメンに。ただ、煮干し好きでそれだと少々物足りない、という人には味を激変させるニボ玉がのった「こいにぼ」で味わうのがおすすめだ。

「煮干し尽くしながらも食べやすいラーメン」が味のコンセプトだと話す店主の菅野大輔さん


■煮干そば食堂 片平小十郎 住所:仙台市青葉区一番町1-17-20 グランドメゾン片平1F 電話:022・797・5168 時間:月~金11:10~14:00、月~土17:00~24:00(LO23:00) 休み:日 席数:20席(カウンター6、テーブル14) タバコ:禁煙 駐車場:なし

ラーメンWalker編集部

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