今が見ごろの紅葉の名所でもある清水寺や知恩院、高台寺が位置するエリアでもある東山地区。そんな東山地区に、祇園甲部歌舞練場に隣接するフォーエバー現代美術館 祇園・京都が、2室を拡張しグランドオープン。記念として「草間彌生 永遠の南瓜展」を2019年2月28日(木)まで開催する。1913(大正2)年建築の歴史ある建物を生かした、新たな鑑賞方法も体験しよう。<※情報は関西ウォーカー(2018年11月6日発売号)より>
入口前には直径5m、高さ4.5mの立体作品「南瓜」を設置。伝統的な建物と現代美術を一緒に記念撮影をしよう。
座って見たり、散歩したり。自分好みも鑑賞スタイルで楽しめる
展示室はすべて畳敷きなので、座って鑑賞することも。広々とした配置なので、純和風空間の建物ならではの鑑賞方法でゆっくり過ごそう。秋には紅葉、春には桜と季節ごとに趣の変わる庭園も作品の一つとして楽しみたい。
秋には紅葉、春には桜と四季を感じられるので何度も来たい。
さまざまな南瓜作品35点が一堂に見られる
草間の代表的なモチーフの一つとして知られる南瓜。第5展示室は南瓜の間と称し、制作年や手法が異なる35点の作品を展示している。版画から立体作品まで、色や形、サイズがそれぞれ異なる南瓜の世界を満喫できる空間だ。
珍しい体験型のアートは要チェック。
新商品にも注目!南瓜グッズやスイーツをみやげに
鑑賞後は1階のミュージアムショップに立ち寄ろう。人気のポストカードからここでしか手に入らないトートバッグまで、草間の作品がモチーフの商品が豊富にそろう。カフェではキュートな和菓子やカステラも販売されている。
テイクアウトのみになっている。お土産にも自分へのごほうびにも最適。
写真を撮ってしまいたくなる愛らしさ。
こちらは、一番人気のグッズ。色違いもあり。
「各展示室の壁には日本の伝統色を使用。浅葱色、弁柄色など展示室ごとに異なる雰囲気の中で作品を鑑賞できます」と、副館長の照沼 諭さん。
■草間彌生プロフィール/絵画や彫刻など多様な作品を生み出す。南瓜がモチーフの作品や水玉模様の反復を描いたものが広く知られ、海外でも評価が高い。
■フォーエバー現代美術館 祇園・京都<住所:京都市東山区祇園町南側570-2 電話:075-532-0270 時間:10:00~18:00(最終入館17:30) 休み:なし 料金:1500円、中高生1000円、小学生以下無料 駐車場:40台(30分250円) アクセス:京阪祇園四条駅より徒歩8分>
関西ウォーカー編集部