2018年10月13日(土)~11月25日(日)の期間、川越市立美術館で「乙女デザイン ー大正イマジュリィの世界ー」が開催されている。
展覧会名に使われている「イマジュリィ」とは、フランス語で装幀(ブックデザイン)、挿絵、ポスター、絵はがき、広告、漫画などの大衆的な複製としての印刷・版画の総称。
大正のかわいいデザインを集めた同展は、竹久夢二をはじめ、藤島武二、橋口五葉など当時の作家達が生み出した装丁や挿絵、ポスター、絵はがき、広告などの多彩な作品に出会うことができる。大正時代のポップカルチャーの旗手として大衆に浸透していったデザインは、現在においても、新鮮で魅力的だ。
また11月は、展覧会を楽しめる充実したイベントも開催。11月11日(日)は特別ギャラリートーク、11月18日(日)には担当学芸員よる展示解説が行われる。
川越の「大正浪漫夢通り」は竹久夢二の作品の通りをイメージにしている。川越の町並みに作品を重ねながら、川越市立美術館で乙女が悦ぶデザインを楽しみたい。
ウォーカープラス編集部