福島のラーメン殿堂店「とら食堂」 白河手打ち中華の総本山で、品格に満ちた究極の一杯を

東京ウォーカー(全国版)

ラーメンWalkerが主催するラーメンWalkerグランプリ福島で、2年連続1位となり3年前に殿堂入りしたのが、白河市の「とら食堂」だ。〈■情報は発売中の「ラーメンWalker福島2019」より〉

これが至高の「手打中華そば」


白河に旨い手打ち中華あり、と言われる礎となった父の跡を継ぐ竹井和之店主。豚ガラや丸鶏をはじめ、扱う食材・調味料はすべて無添加のもの。滑るようになめらかな麺は噛めばモッチリと弾力十分。すべてが丼の中で調和した、レジェンドと呼ぶにふさわしい味わいだ。

力強く打ち上げる究極の手打ち麺


手打中華そば(700円)は、竹ざおを駆使し、自らの腕力と体重、バネを使って力強く打ち上げる手打ち・手もみの麺が究極の旨さ。豚と鶏それぞれの旨味がバランスよく同居するスープと抜群の相性だ。

【画像を見る】「焼豚(チャーシュー)麺」は食感も風味も異なるチャーシューが珠玉の味わい


焼豚(チャーシュー)麺(950円)は、バラ肉と内モモ、内モモのなかでも特に柔らかい「カブリ」を炭火でいぶし、香ばしくも旨味をたたえるチャーシューに。食感も風味も異なる各々のチャーシューがスープに深みを与える。

一度は訪れたい全国区のレジェンド店


「ラーメンWalker福島の殿堂店入り、毎年うれしく思います。これからも変わらず研鑽を積み、店を守り続けます」と竹井店主。

ラーメンWalkerグランプリの投票も行う、ラーメン通の「百麺人」も絶賛する。「白河ラーメンの礎を築いた全国的名店。鶏を効果的に活用し重層的な旨味を構築する手腕はさすが。ラーメン好きなら一度は足を運ぶべき」(田中一明)。「白河ラーメンを代表する名店として、その名は全国に轟く。先代の味を受け継ぎながら味を向上させたご主人の努力が、今日も白河に大行列を呼んでいる」(山本剛志)。

とら食堂の店内


田園風景の中にたたずむ一軒家。週末や祝日にはオープン前から長い行列もできる、東北有数の人気店で、県内外からファンたちが訪れる。

●住所:福島県白河市双石滝ノ尻1

【ラーメンWalker福島2019 編集部】

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