のどかな風景に囲まれ、「水の郷百選」に選ばれている愛知県豊田市旭地区。しかし、人口減少に伴い、町の活気を失いつつあった……。
そんな中、豊田市旭地区の有志が目を付けたのは、愛知県豊田市と岐阜県恵那市にまたがるアーチ式コンクリートダム「矢作ダム」。323.1mの堤頂長は全国11位の大きさを誇る「矢作ダム」という観光資源を生かし、2018年2月、誘客と地域活性化を目指して“矢作ダムカレー”を開発した。
「矢作ダムカレー」は、矢作ダムの認知にひと役買った「逆アーチ型」の構造を倣ってご飯の盛り方をアレンジ。旭地区の野菜を使うなど店舗ごとに違いも生まれている。
「矢作ダムカレー」はココで食べられる!
●「珈琲 郷地(ごうち)」(愛知県豊田市)
「矢作第一ダムカレー」(1200円)は、海苔や野菜を使って、ダムを走る自動車や管理所を表現。カレーは季節により替わる。
●「紫翠閣(しすいかく)とうふや」(愛知県豊田市)
リスがかじったマツボックリはエビフライにそっくり!そこからヒントを得て誕生した「矢作ダムカレー」(880円)。
●「カントリーレストラン 渓流荘」(愛知県豊田市)
「猪ドッカン!旭の矢作ダムcurry」(1296円)は、イノシシのスネ肉を使用。ルーは旭地区のスパイス店と共同開発した。予約がオススメの一品。
●「旭高原元気村 げんき亭」(愛知県豊田市)
「矢作ダムカレー」(950円)は、自然薯で作ったエビフライの形をしたコロッケが絶品。地元で採れた野菜もトッピングされている。
東海ウォーカー編集部