11月17日(土)、明治神宮外苑にて「2018トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル in 神宮外苑」が行われ、好天の中100台以上の希少な自動車が集まった。
このイベントは毎年秋に行われているもので、今回の企画展示テーマは「Japanese Vintage Year 1989」。今年が平成最後の年ということもあり、メーカーの垣根を超えて、平成元年に日本の自動車メーカーから発表された5台の車両が展示された。
また集まったオーナー達によるクラシックカーのパレードも開催。スタート地点である聖徳記念絵画館前の広場を出発した車両は、青山通りを抜けて、銀座方面へ。その後、日比谷や国会前、三宅坂を通過し戻ってくる、都内約11kmのコースを思い思いに楽しんだ。
会場では、オーナー達との交流のほか、今年で30週年を迎えたトヨタ博物館のミュージアムショップが出店したほか、子供向けの工作教室なども行われ盛況。
会場には珍しい車両を写真に納める自動車ファンはもちろんのこと、家族連れの姿が目立った。
今回参加した車両で最も古いモデルは1913年の英国製三輪車。それから100年を超える自動車文化の深みと進化の歴史が見えたこのイベント。来年の開催が今から心待ちにしたい。
栗原祥光