土屋太鳳は嘘がつけない!? 土屋&小関裕太が映画『春待つ僕ら』公開前に大阪でFMラジオの公開収録に出演

関西ウォーカー

12月14日(金)に公開予定の映画『春待つ僕ら』。その公開に先立ち、11月20日(火)に大阪のあべのキューズモールで行われたFM802 ROCK KIDS 802の公開収録に、主人公・春野美月役の土屋太鳳と、美月の幼なじみ・神山亜哉役の小関裕太が登壇した。

12月14日(金)公開の映画『春待つ僕ら』から土屋太鳳と小関裕太がFM802 ROCK KIDS 802公開収録に登場!


【写真を見る】集まった1500人の観客を前に笑顔の小関裕太と土屋太鳳


映画『春待つ僕ら』は、『ROOKIES―卒業―』の監督と、『君の膵臓を食べたい』のプロデューサーが強力タッグを組んだ、バスケ×友情×恋がテーマの作品。“脱ぼっち”を目指して高校に入学したものの、なかなかうまくいかない主人公・春野美月が、校内でも人気のバスケ男子4人と偶然出会ったことから変わっていく青春模様を描く。

公開収録には約1500人が集まり、登場した2人はそれぞれ、関西弁のイントネーションで「みなさんに会えて、めっちゃうれしい」と挨拶。観客の大歓声で迎えられた。

今回の映画で演じる役柄について、土屋は「春野美月は本当の自分を、自分にとって大切なものは何かを探しているんですけど、受け身でなかなか一歩を踏み出せずにいる女の子です。バスケ部のみんなに出会うことによって、成長して、しっかりと自分と向き合っていけるようになる物語です」と紹介。

一方、小関が演じる神山亜哉は、美月の小学校時代の幼なじみで、アメリカ帰りの天才バスケットボールプレーヤ―。小関はバスケ経験を聞かれると「お恥ずかしい話ゼロで、お話をいただいたときに焦りまして……」とオファーがあった当時を振り返り「『とにかく今日からやらなきゃ!』とボールを買って、土砂降りの日だったんですけど始めました」と猛練習したことを明かした。

内気な主人公・春野美月を演じる土屋太鳳


映画の中での美月のアルバイト先「ワーズカフェ」。実はFM802のある南森町に実在するカフェだ。小関から、なんと公開収録の前に行ってきたと報告が。土屋もクランクインの前に台本を持って訪れたと言い、「マスターがすごく温かく迎えてくださって。この温かい空間の中で美月は自分と向き合っていったんだなあと思いました」と懐かし気に語る。現在ワーズカフェには原作者あなしんと土屋、そして小関のサインが並んでいるそうだ。

美月の幼なじみで、天才バスケットボールプレーヤー神山亜哉役の小関裕太


今回、土屋は共演する朝倉永久役の北村匠海とともに「TAOTAK」というユニットで主題歌にも挑戦している。

公開収録も中盤、ここで土屋から曲紹介が。ラジオのオンエアでは音楽が流れるが、今回はフリのみ。全員が見守るなか曲紹介を終え、緊張した様子の土屋は思わず「大丈夫ですか?」と慌てた様子。

すると小関が「僕これいつ始まるんだろうと思ってたら、気づいたらラジオの公開収録始まってて。『スタートします』の合図があると思ってたら始まってて。だんだん緊張してきました」とまさかの天然発言。

また、撮影中のエピソードを聞かれると、土屋は「みんな本当に仲がよくて、人狼ゲームや、ワードウルフをやったりしました。みんなでコミュニケーションとることで、ずっと一緒にいたような雰囲気になりました」と語る。しかし小関から「太鳳ちゃんは嘘がつけないらしくて、すっごい弱かったらしいです!」と暴露されてしまう場面も。会場からは笑いが絶えなかった。

最後は観客と一緒に記念撮影!


最後に映画について小関は「僕が演じるバスケットプレーヤーのように天才でも、苦悩があったり、悔しいことや、苦しいことがあるということがメッセージに込められています。器用な人、不器用な人もみんな頑張っていて、そのがんばっている人たちに美月の『がんばれ』という台詞が届いてほしいな、と思える作品です」と思いを述べた。

土屋も「『春待つ僕ら』は、見てくださるみなさんの心を春のように温かく包んでくれるような、そして次の季節に走ってもらえるような作品になっています。ぜひ劇場で楽しんでください!」とメッセージを送った。

映画『春待つ僕ら』は12月14日(金)から全国公開。また、今回の公開収録は11月28日(水)のFM802 ROCK KIDS 802で放送予定。

松原明子

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