第34回「横浜学」で、横浜と東海道のつながりについて学ぼう!

横浜ウォーカー

横浜に縁のある講師陣が、一つのテーマを驚きのトリビアを交えてわかりやすく解説する、関東学院大学と横浜ウォーカーのコラボレーションによる公開講座「横浜学」。次回は「横浜と東海道」をテーマに開催される。

前回の講座(2018年10月開催、テーマは「横浜とみなとみらい21」)の風景。「みなとみらい21」というテーマに、当日の会場には90人を超える受講者が参加


東海道は、日本の東西を結ぶ幹線道路として、律令時代から多くの人々が利用してきた。江戸時代、徳川家康が53か所の「宿(しゅく)」を制定し、「東海道五十三次」が誕生した。

現在の横浜市域の東西を貫通するとともに、宿場として、神奈川、保土ケ谷、戸塚が開かれ、現代でも、国道1号および15号が交通インフラとして重要な役割を担っている。

今回の講演では、まず東海大学学園史資料センター教授の馬場弘臣(ばば ひろおみ)先生に、東海道の歴史的役割、特に幕末期の出来事について、国道愛好家で著作家の松波成行(まつなみ しげゆき)先生に、近代に巻き起こったモータリゼーションの波が、どのように東海道=国道1号、15号線に影響を与えたかについて、さらに、横浜市保土ケ谷区・区政推進課長の宮本 薫(みやもと かおる)先生に、宿場など東海道の歴史的資産を活用した街づくりについて、それぞれ解説していただく予定だ。

講義は関内メディアセンターの8階で、2018年12月23日(祝)に行われる。

取材・文=P.M.Aトライアングル

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