本場の食材を使った本格旭川ラーメン専門店「旭川らぁめん としまる」

東京ウォーカー(全国版)

辛味噌とレモンが不思議とマッチ!「ひでまる」譲りの名物麺


国道355号沿いに立つ一軒家。のれんは旭川の製麺所から寄贈された


水戸の名店「旭川らあめん ひでまる」出身の店主が、自宅に近い小美玉市で開業した。修業先同様、本場の旭川ラーメンを追求し、麺や味噌などはわざわざ現地から仕入れている。

【写真を見る】麺は旭川の老舗製麺所から仕入れている。火山らぁめん900円


本場・旭川から直送!低加水の縮れ麺でスープとの絡みが良好。卵を練り込んでいて麺自体の味が濃い


名物は「ひでまる」直伝の火山らぁめん(900円)。赤と白の合わせ味噌に、2種の唐辛子パウダーを加えたスープはスパイシーだが、レモンの酸味が中和し、あと味はさっぱり。野菜や挽き肉などを炒めた中華鍋にスープを加えるスタイルだが、味噌の風味が飛ばないよう、味噌ダレは丼で合わせるのもこだわり。豚骨・鶏ガラにアジの丸干しを加えたスープは煮干しのクセがなく、芳醇な味噌ダレとマッチ。辛さは辛め・普通・控えめの3段階から選べる。厚切りのレモンが辛さを和らげてくれてやみつきになる!

1日20杯限定なので早めの来店がおすすめ。ばんめん850円


ばんめん(850円 1日20杯限定)も見逃せない。水で締めた麺に熱々の野菜炒めをのせた、ピリ辛の汁なし麺。中太麺はプリプリ。あったか冷たい独特な味わいがおもしろい。

あっさり派には岩のりみぞれらぁめん(850円 1日限定15杯)もおすすめ。塩スープに大根おろし、紀州南高梅をトッピングしたさっぱり味で、岩海苔もたっぷりのっていて磯の風味も豊か。

「元はサラリーマンでしたが、偶然食べた「ひでまる」のラーメンに衝撃を受け、脱サラして弟子入り。3年間修業しました。『ひでまる』の味を踏襲しつつ、素材にもこだわり、本場の旭川ラーメンを追求しています。旭川の麺を使っている店は県内にほとんどありません。塩らぁめんと醤油らぁめん各(700円)もぜひ!」と店主の中根利允さん。

大きな窓から陽が射し込み、明るい雰囲気。テーブルは2卓のみでゆったりとしたレイアウトに


■旭川らぁめん としまる 住所:小美玉市栗又四ケ1019-9 電話:0299-56-2262 時間:11:00~15:00、17:30~21:00(各LO5分前) 休み:火 席数:15席(カウンター7、テーブル8) タバコ:禁煙 駐車場:9台(無料)

ラーメンWalker編集部

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