株式会社NTTドコモ関西支社(大阪市北区)で、5月16日に行われた「NTTドコモ2019夏 新商品・新サービス発表会」。
まずは注目の新機種の紹介から。今回は6月1日(土)より機種代と通信費を分離した新料金システムに合わせて、3~4万円代とリーズナブルな価格帯のスタンダードモデルと、ハイスペックモデルのスマートフォン9種類、ドコモケータイ2種類、データ通信製品1機種と、東京オリンピック限定モデルのスマートフォン1機種を加えた全13機種がラインナップ。
機能と価格のバランスが取れたスタンダードモデルは、セルフィー用カメラが充実の「Xperia Ace SO-02L」、画面割れに強く洗える「arrows Be3 F-02L」、3900mAhの大容量バッテリーで長時間使用も安心の「LG style2 L-01L」、AIを活用した夜景モードなどのカメラ機能が好評の「Google Pixel 3a」の4機種。どのモデルも高い基本性能を誇り、コストパフォーマンスも抜群。
そして最先端の通信機能のほか、ディスプレイやカメラなどに多彩な機能を採用したハイスペックモデルも充実。人気のXperiaの最新モデル「Xperia 1 SO-03L」は、世界初の4KHDR対応有機ELディスプレイを採用。画面比率21:9のシネマサイズで映画やゲームが臨場感たっぷりに楽しめる。その他、超広角や接写などのトリプルレンズ採用の「Galaxy S10 SC-03L」や独自の冷却システムで快適にゲームが楽しめる「Galaxy S10+ SC-04L」など、ガジェットとしての魅力たっぷりの機種がズラリ。
動画派SNSユーザーにオススメなのが、撮影した動画をAIが自動でBGMやエフェクトを使った、15秒の短編作品へと編集してくれる便利な機能が付いた「AQUOS R3 SH-04L」。撮ったその場ですぐにアップできるから、“いいね”の数も期待できそう。
6月1日の新料金システム移行に合わせ、これらハイスペックモデルのスマートフォン対象に「スマホおかえしプログラム」もスタート。このプログラムは、36回分割購入した対象スマートフォンを、ドコモが定める条件に基づき返却した場合、最大12回分の分割支払金が不要になるというもの。スマホ返却時のドコモの回線の継続や、機種変更などの条件もなく、他のキャリアへの変更も自由だ。
また、2018年にスタートしたドコモの自転車シェアリング「ドコモ・バイクシェア」が、「Osaka Metro」と業務提携したことも大きな話題に。
「ドコモ・バイクシェア」は、サドル後ろにあるICセンサーを利用して、キャッシュレスで電動アシスト付き自転車を利用できる便利なシステム。違う場所にあるサイクルポートへの乗り捨ても可能だから、地域観光や営業などの利便性アップに期待も高まる。現在、なんば駅や天王寺駅など11のOsaka Metroの駅にサイクルポートが設置されていて、2024年までに全駅設置を目指しているという。地下鉄のネットワークにバイクシェアが加われば、街中の移動もかなり楽になりそうだ。
岡村茂樹