冬の白川郷は、まさに日本の冬を代表する絶景。真っ白な雪景色の中に点々と並ぶ、合掌造りの家々。しんしんと降る雪の音を聞きながら見るその眺めに、誰もが息をのむだろう。
白川郷は、12月中旬~19年2月末がベストシーズン。白銀の白川郷と地元グルメや名湯を満喫する旅に、出掛けよう。
美しく雪化粧した合掌造りの集落を眺望
1995年に世界遺産に登録された白川郷。白川村荻町にある合掌造りの家々は、茅ぶきの急勾配の屋根が特徴で昔懐かしい里山の原風景を伝える。国指定重要文化財の和田家は、築後約300年が経過した今も実際に住居として使われている。
村内の立ち寄りスポットをチェック!
「道の駅 白川郷」は、本物の合掌造り家屋を移築した合掌ミュージアムを併設しており、合掌造り家屋の裏側まで観察できる。食事処では、白川郷産コシヒカリの米粉で作った「昇竜らーめん」(700円)など、オリジナルのグルメが味わえる。
「飛騨牛食べ処 てんから」は、飛騨牛をリーズナブルに食べられる焼肉店。昼は「飛騨牛ひつまぶし和膳」(1300円)をはじめ、多彩な定食がそろう。自家製の「若鶏けーちゃん」(400円)はテイクアウトも可能だ。中でもおすすめしたいのが、「飛騨牛ローストビーフ丼」(1700円)。A4~A5等級の飛騨牛を使用した贅沢な一品だ。ポン酢風味のジュレがローストビーフの上品な甘さをより引き立てる。
「天然温泉 白川郷の湯」は、白川郷の合掌造り集落に程近い天然温泉の日帰り入浴施設。ナトリウム塩化物温泉の湯を内風呂、露天風呂の2種類で楽しめる。宿泊施設も備え、白川村の観光拠点としても人気。
東海ウォーカー編集部