週末は台湾“市場”旅へ!古い街並みに新しい風が吹く台南おすすめスポット4選

東京ウォーカー(全国版)

週末旅行は、台湾の中でも特に人情味あふれる街・台南へ!


台湾のなかでも人情味溢れる町・台南。その魅力に触れたいなら、市場から始めるのが良い。人気の高い「永楽市場」には、数え切れない老舗グルメがある一方、最近、若者が構える店も増えた。大都会の喧噪や現代的スタイルより、古い市場のにぎやかさや活気のほうが好きという若者たちが、市場に新しい風を吹かせたのだ。

今や週末旅行の候補に入ってくるほど身近になった台湾。そんな台湾で今大注目の、新しい思いと昔ながらのローカルスタイルが一体化し、市場から台南のどこまでも拡散していくその力を、ぜひ自分の五感で体感してほしい。

市場の中に隠れている秘密のおしゃれカフェ


インスタ映えで爆発的な人気を得た「花樓Follow coffee」に続き、2号店「花樓 Follow Coffee Green」がオープン。コーヒー、ミルクレープなどご当地食材で作られたカフェメニューが豊富だ。

ドリンクもミルクレープも、お好みでさまざまな味から選べる / 花樓 Follow Coffee Green


オーナーが水仙宮、永楽市場周辺のにぎやかな雰囲気が好きで、ここの古民家を改装して、2号店にした。台湾の古民家でありながら、欧風の家具で独特なスタイルを作り出している。

【写真を見る】店外はごちゃごちゃな市場だが、「これこそいい感じだ」とオーナーが話していた / 花樓 Follow Coffee Green


[花樓 Follow Coffee Green]住所:台南市中西區民權路三段55號 / 営業:8:00~17:00、土曜9:00~18:00 / 休み:なし

特別な時間を過ごせる運河沿いブックカフェ


台南運河沿いにある「Ubuntu烏邦圖書店」は2018年5月にオープンされた朝型の複合式ブックカフェ。

店内は台湾の人気建築師・楊煦照がデザイン / Ubuntu烏邦圖書店


朝8:30から営業し、書籍、雑誌、コーヒーにスイーツを楽しみながら、新臨安橋、河辺の景色と共に、のんびりとした朝の時間が過ごせる。

図書館のような広い空間には書籍がずらり / Ubuntu烏邦圖書店


大きいガラス窓から日差しが差し込んで、時間帯によって店内の表情も変わっていく。ゆっくりと、時間をかけて滞在するのがおすすめ。

広々としたフロアに大きいガラス窓から日差しが差し込む/ Ubuntu烏邦圖書店


[Ubuntu烏邦圖書店]住所:台南市中西區環河街129巷27號2F / 営業:08:30~20:30 / 休み:火曜

老舗の再出発、伝統料理も新しいスタイルに進化


台南の人気料理「魚スープ」の老舗「鱻魚湯」が、2017年9月に店名を「和興號鮮魚湯」に一新。屋台で食べる“小吃(一品料理、軽食)”が、こんなにもおしゃれに変身できるのかと、驚かせてくれた。

壁にある大きい魚のイラストが目印 / 和興號鮮魚湯


長時間煮込んだ魚スープをベースに、「豆乳魚スープ」「カレー魚スープ」などの新メニューも開発。成熟する前のスイカを使って作る、台湾南部でしか食べられない「スイカ綿魚スープ」もこちらの看板メニュー。台南ならではの味は思う存分堪能できる。

西瓜綿鮮魚湯(160元)。伝統的な作り方で調理した「スイカ綿」 で作ったスープが少々すっぱい、台南独特の味だ / 和興號鮮魚湯


[和興號鮮魚湯]住所:台南市中西區忠義路二段49號 / 営業:11:00~14:00、17:00~20:00 土日9:30~14:00、17:00~20:00 / 休み:水曜

日本進出を果たしたソフトクリーム専門店も


2018年10月に東京三軒茶屋に日本1号店をオープンしたソフトクリーム専門店「蜷尾家甘味處」は、台南で一番にぎやかな正興街にある。

日本スタイルの店舗にはいつも行列ができている / 蜷尾家甘味處


日替わりの限定フレーバーのソフトクリームは、正興街散歩に欠かせない一品。抹茶、豆乳から台湾茶の鉄観音など、さまざまな味が楽しめるのが人気の秘訣。

鉄観音ソフトクリーム(左)、胡麻ソフトクリーム(右)など、日替わりの限定ソフトクリームが大人気 / 蜷尾家甘味處


[蜷尾家甘味處]住所:台南市中西區正興街92號 / 営業:火水12:00~19:00 木~月11:00~21:00 / 休み:なし

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