秋田県男鹿市の市内各地で、12月31日(月)に「男鹿のナマハゲ」が開催される。
集落の若者らが、鬼のようなナマハゲ面を被り、藁製のケラミノやケダシ、脛布(はばき)を着け、素足に藁沓(わらぐつ)を履き、手に木製の出刃包丁を携えて「泣く子はいねがー」と叫びながらやって来る、秋田が誇る雪国の民俗行事。面や衣装、しきたりがそれぞれの集落によって異なるのも魅力の一つ。
担当者は「1978(昭和53)年の重要無形民俗文化財指定は、『男鹿のナマハゲ』とカタカナ表記が採用されましたが、地元では、『なまはげ』と平仮名で表記されることも多くあります。ぜひ本物の『男鹿のなまはげ』をご覧ください」となまはげについて話す。
男鹿の人々にとってなまはげは、怠け心を戒め、無病息災・田畑の実り・山の幸・海の幸をもたらす、年の節目にやってくる来訪神である。本物のなまはげを見に行こう!
ウォーカープラス編集部