NHK朝の連続テレビ小説のヒロインがバトンタッチ!ゲゲゲからてっぱんへ身長差エール!!

関西ウォーカー

いよいよ、来週に最終週を迎えて大盛り上がりの「ゲゲゲの女房」から、9月27日から尾道や大阪を舞台に食の大切さをテーマにして始まる「てっぱん」へ朝ドラがチェンジするが、それぞれのヒロイン、松下奈緒さんと瀧本美織さんが、恒例のヒロインバトンタッチセレモニーをNHK大阪放送局T-1スタジオで行った。

「ゲゲゲの女房」で、漫画家・水木しげるの妻、村井布美枝役を演じる松下さんと、「てっぱん」で尾道から大阪に出てきて大活躍する男まさりの村上あかり役を演じる瀧本さんは、並ぶと顔一つ分が違う身長差。スタジオに作られた神社のセット前で、恒例のプレゼント交換。

松下からは、水木しげるに、背が高くひょろ長いところが似てると言われた、いったんもめんのビーズクッションが渡され「これは私です(笑)。長い収録はストレスも溜まるので、辛くなったら、私だと思って、前のヒロインも何とか乗り切った、と励みにしてください。誰にでも話せて相談できるような現場にしていければ大丈夫!」。

瀧本さんからは、てっぱんで欠かせない“こて”がプレゼントされ「ありがとうございます。元気一杯で現場頑張ります。このこてで、兵庫県出身の松下さんにぜひ、お好み焼きを焼いて欲しいです」。

また、この日は、それぞれのドラマのプロデューサーも会見。

ゲゲゲの女房の谷口卓敬チーフ・プロデューサーは「最後の週はまさに全ての集大成の週です。長い時間を扱ってきたドラマですが、多くの登場人物や別れがあり、それらが走馬灯のように去来していきます。出演者もスタッフも“ありがとう”の精神で貫かれている、と言えばいいでしょうか」と説明した。

バトンを受けるてっぱんの海辺潔チーフ・プロデューサーは「僕も最終回の本は泣きながら読みました。てっぱんは、ただ、お好み焼きと言う事だけでなく、食べることを通して家族を描いていきます。一緒に食卓を囲む、丹精をこめて作るという事や、日常の朝ごはん、ちょっとした昼ごはんも丁寧に描いていきたい」と話し「最初の尾道編は、徹底的にロケハンをして、これまで映画やドラマでも出てこなかったようなところまで出てきます。大林宣彦監督のファンの人もくすっと出来るようなシーンもあります」と力をこめた。

【関西ウォーカー編集部】

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