秋の旬の食材といえばサンマ。「目黒のさんま祭り」などで不漁が伝えられる中だが、最近ではそんなサンマを無料で食べられるイベントが東京で続々開催される。中でも、これから注目なのが3333匹ものサンマが振る舞われる東京タワーの「さんままつり」と、気仙沼産のサンマが2000匹用意される「恵比寿となりのサンマ祭り」だ。
今月初めに、約3万人集め大盛況だった「目黒のさんま祭り」に続き、9月23日(木・祝)に開催されるのが「三陸・大船渡 東京タワーさんままつり」(東京・港区)。ここでは、香ばしく焼き上げられた、大船渡産の炭火焼きサンマが3333匹も振る舞われるという。
今年のサンマは全国的に漁獲量が少なく高値が続いているが、不漁の影響はないのか、同イベントに協力する岩手県大船渡市観光物産協会の広報担当者に話を聞いてみると…。「先週の9月中旬頃からサンマの数が揚がるようになったので、心配はなくなりました。ギリギリ間に合いましたね」と、ひと安心の声。大根おろしやカボスまで添えられた東京タワーの美味しいサンマに、大満足すること間違いナシだ。
一方、10月3日(日)には東京・恵比寿で「第5回 恵比寿となりのサンマ祭り」が開催。こちらは気仙沼産のサンマを焼き立てで食べられる上に、躍動感あふれる和太鼓の演舞や、恵比寿の有名店が加盟している商店会からの出店の料理(有料)も食べられるのでポイント高し! 恵比寿の道路上で、ジューシーなサンマにガッツリかぶりつこう。
不漁の傷も癒えつつあるようなので、サンマを堪能するなら今がチャンス! 東京タワーのサンマと恵比寿のサンマをぜひ食べ比べしてみてはいかが? 【東京ウォーカー】
※「三陸・大船渡 東京タワーさんままつり」9月23日(木・祝)9:30~16:00まで東京タワー駐車場 特設会場にて開催(小雨決行、荒天中止)。9:00より引換券を配布 サンマすり身汁は2000杯限定販売(一杯200円)
「第5回 恵比寿となりのサンマ祭り」10月3日(日)10:30~15:00まで恵比寿4丁目児童遊園地にて開催。事前に恵成商店会各会員、各店舗にて優先サンマ引換券を配布