うたせ湯で筋肉のコリをほぐす!大分・筋湯温泉へ体リセット旅

九州ウォーカー

くじゅう連山に抱かれた標高1000mの山峡にある大分・九重町の「筋湯温泉」。開湯は958年と、町内の「九重九湯」のなかでも歴史は古く、肩こりなど“筋の病に効く”ことが名の由来だ。約3mの高さから湯が落ちる筋湯のシンボル「うたせ大浴場」を中心に26軒の湯宿が点在。温泉の蒸気で蒸す名物・極楽温鶏も食べて体の中から生まれ変わろう。

豪快に流れる打たせ湯で肩や腰をマッサージ「うたせ大浴場」


うたせ大浴場 / 打たせ湯と立寄り湯に あわせて入れば効果UP


うたせ大浴場 / 表にある自販機で入浴用のコインを買い、駅の改札のように入場


「九州八十八湯」の一つでもある共同浴場。男女それぞれの浴場の壁面に打たせ湯が18本並び、流れ落ちる湯の心地よい刺激が体のコリをほぐす。もちろん、広々とした湯舟もあり。タオルは建物向かいの売店で購入可。

[うたせ大浴場]大分県玖珠郡九重町筋湯647 / 0973-73-5505(九重町観光協会) / 立寄り湯は6:00~21:30、5歳以上300円(4歳以下無料)、不定休 ※貸切り湯・バスタオルなし

丸鶏に根菜を詰めて地獄で蒸した筋湯名物をぜひ「九重悠々亭」


九重悠々亭 / 極楽温鶏(8640円)4、5人前※要予約


九重悠々亭 / 1F「花心の湯」。2Fには、男女別露天から入り、鍵をかける家族湯風のユニークな湯舟もある


全国看板犬ランキング(楽天トラベル)で優勝したエンジェル君が迎える。立寄り利用できる食事処もあり、名物「極楽温鶏」も要予約で用意。全24種の風呂を備える1、2階の大浴場で、湯巡りが楽しめるのも魅力だ。

[九重悠々亭]大分県玖珠郡九重町湯坪662 / 0973-79-2231 / 食事処11:30~13:00、18:00~20:00 / 立寄り湯 8:00~22:00(最終受付21:00) 、大人700円・子供400円、不定休

宿自慢の露天を立寄りで「山あいの宿 喜安屋」


山あいの宿 喜安屋 / 雨よけもあり、雨天時も安心


山あいの宿 喜安屋 / 「日本秘湯を守る会」の加盟宿。大浴場の内湯も、切り石造りで趣たっぷり


母屋から回廊で結ばれた離れのみ、全10室を備える温泉宿。四季折々の草花を眺める男女別の絶景露天を各部屋に備え、立寄りでも満喫できる。宿泊は1泊2食1万7280円〜。2017年には、貸切り内湯が2つ加わった。

[山あいの宿 喜安屋]大分県玖珠郡九重町湯坪527 / 0973-79-3341 / 立寄り湯10:00~17:00(宿泊者優先) 、大人500円、不定休 ※貸切り湯は宿泊者専用、バスタオルなし

温泉の癒しに感謝を込めて参拝を「薬師堂」


薬師堂 / 湯の守り神に感謝を込めて参拝しよう


筋湯温泉の湯の守り神。初夏の「筋湯温泉花火大会」では、温泉供養の神事も行われる。隣にヒノキ造りの共同浴場「薬師湯」があり、「岩ん湯」と男女日替りで利用できる(300円)。

[薬師堂]大分県玖珠郡九重町湯坪671 / 0973-73-5505(九重町観光協会) / 終日開放

モクモクとのぼる湯煙!熱泥を間近に望む地獄「小松地獄」


小松地獄 / 山肌から噴き出る蒸気と熱泥!


小松地獄 / 温泉玉子も作ってみよう!


標高1100m地点の山肌から噴き出る蒸気と熱泥。整備された木道を歩き、地獄散策が楽しめる。セルフで温泉玉子を作れる蒸し場があるので、卵を持参するのもおすすめ。

[小松地獄]大分県玖珠郡九重町湯坪筋湯 / 0973-73-5505(九重町観光協会) / 終日開放

九重ICまで車で5分!筋湯の帰りに腹ごしらえ「蔵カフェ おじも」


蔵カフェ おじも / 九重"夢"ポークの生姜焼きとコロッケ(700円)


昭和初期築の蔵をカフェにリノベーション。むき出しの重厚な梁が印象的な店内で「九重"夢"ポーク」を使う食事や喫茶ができる。中2階の板張り座敷も落ち着く雰囲気。

[蔵カフェ おじも]大分県玖珠郡九重町引治178 / 0973-78-9012 / 11:30~16:00(LO) / 水曜、日曜休み ※年末年始の休みは未定

九州ウォーカー編集部

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