平成最後のクリスマスが近づくこの冬。パーティやプレゼントなど、クリスマスのための準備をはじめた人も多いのでは。今年のクリスマスを様々な形で彩ってくれるアイテムとしてオススメしたいのが「ハーバリウム」だ。
ハーバリウムは植物標本のことを指すが、最近ではオイルのなかにプリザーブドフラワーやドライフラワーを閉じ込めたインテリア雑貨もそう呼ばれており、現在密かなブームとなっている。そんなハーバリウムの、クリスマスへの取り入れ方を紹介しよう。
ハーバリウムを飾ってお手軽にクリスマス仕様
自宅で過ごすクリスマスのデコレーションの定番といえば、大きなツリーやドアに掲げるリース。また最近では庭の木々にイルミネーションライトを張り巡らせたり、窓に貼るステッカーも人気となっている。だがこれらの飾りつけは見栄えがする分、手間がかかってしまいがちだ。
そこでおすすめしたいのが、クリスマスをイメージして作られたハーバリウム。手軽でありながらインパクト抜群で、数個を部屋の棚の上に並べたりするだけで空間の雰囲気をクリスマス仕様にすることができる。他のクリスマスデコレーションと違い、デザインを選べばクリスマスが過ぎても部屋のインテリアとして飾っておけるのも魅力だ。
プレゼントに選べば新鮮な印象に!
プレゼントやパーティの手土産にもハーバリウムはうってつけだ。クリスマスプレゼントの定番と言えば、女性ならアロマグッズやアクセサリー、男性ならマフラーや手袋。選択肢も多い分、価格やデザインで迷ってしまう人もいるはず。
その点、ハーバリウムはどれもデザイン性が高く、値段も手ごろ。スペースもとらず、シンプルなデザインなら男女問わず部屋に飾れるので、大人数のプレゼント交換会用にも向いている。人とは違うものを選びたい人にはぴったりだ。
冬には冬限定のハーバリウムを選ぼう
ハーバリウムは1年中楽しめる商品だが、その色合いやデザインで季節感を表現したものも多い。とはいえ、ハーバリウム初心者の中にはどれがクリスマス向けのハーバリウムなのか分からないということもあるだろう。そんな時は、冬限定のハーバリウムを選びたい。ボタニカル専門メディア「花時間」が手がける「花時間マルシェ」でも、冬らしいデザインの期間限定ハーバリウムを販売中だ。
フラスコ形のボトルの「ハーバリウム・ジョイフルタイム」は、赤と緑の花材が詰まったまさにクリスマスらしいデザイン。反対色ならではの鮮やかなコントラストが目を惹く。タグにはヒイラギのワンポイントがついているほか、蓋のトップにも雪の結晶形のオーナメントをつけて、さりげなくクリスマス感をアップしている。まっすぐにしても斜めに傾けても飾ることができるのも特徴だ。
「ハーバリウム・プチボトルセット」は、四角いボトルと丸いボトル、ピンクの花々を閉じ込めた2個セット。四角いボトルには、キュートなバイカラーのバラを1輪。丸いボトルには小花を使い、蓋に温かなファーをのせている。どちらも底にはパールやピンクの貝殻を敷き詰め、フェミニンな印象となっている。丸いボトルには吊り下げ用のリボンがついているので、ギフトとして贈る際には「ツリーに飾って」などとひと言添えるのもいいだろう。
全体をホワイトとプラチナゴールドの花材だけでまとめた「ハーバリウム・ホワイトエンジェル」は、大人っぽくエレガントな仕上がり。シャープなボトルから、大小のパールをつないで、長く垂らしたネックレス風のデコレーションも清楚な印象だ。色合いや光沢感がクリスマスらしさを演出するハーバリウムだ。
どんなシチュエーションでも活躍するハーバリウム。今の時期に最も映えるデザインのハーバリウムを選んで、ハイセンスなクリスマスを過ごしてみては。
国分洋平