清原果耶 横浜流星主演の映画「愛唄 ―約束のナクヒト―」のヒロイン役を熱演! 「私はこの作品に影響されて、人生観が変わりました」

東京ウォーカー(全国版)

凪役の清原果耶さん


 12月10日、映画「愛唄 ―約束のナクヒト―」の完成披露上映会が丸の内TOEIで行われ、女優の清原果耶さんが、主演の横浜流星さん、飯島寛騎さん、成海璃子さん、財前直見さん、川村泰祐監督と共に舞台挨拶に登壇した。

主人公・トオルを演じた横浜流星さん


 この作品は、17年に公開され、大ヒットを記録した映画「キセキ ―あの日のソビト―」のチームが新たに贈る青春ストーリーで、GReeeeNの楽曲「愛唄」制作時と同じ思いとメッセージが込められた作品になっている。

トオルの旧友・龍也役の飯島寛騎さん


 夢中になるほど誰かを好きになったこともなく、平凡な毎日を過ごしてきたトオル(横浜)だが、ある日、自分の人生のタイムリミットを告げられてしまう。失意の中、元バンドマンの旧友である龍也(飯島)と再会し、偶然見つけた“詩”との出会いによってトオルは生きる勇気をもらい、恋に生涯をかけてみたくなった…。

トオルの初恋の相手、相川比呂乃役の成海璃子さん


 清原さんは、トオルに勇気を与えた詩を書いた少女“凪”役で出演。「私はこの作品に影響されて人生観が変わりました。皆さんに見ていただけることをうれしく思います」と挨拶し、「脚本を読んで純粋に感動しました。凪は詩を書く女の子なので、凪が発する言葉の一つ一つにも意味がこもっています。いろんな人に与える影響の大きさを自覚して、その上で、凪にいかに寄り添えるかを気をつけてお芝居をしました」と、演じた時の気持ちを話した。

 そんな清原さんの印象を横浜さんは「会う前は今時の女子高生なのかなと思っていましたが、全然違いました。すごく落ち着いていて、しっかりしていて、気も遣えて。逆に心配してしまうぐらいの落ち着きっぷりでしたが、撮影中に笑顔を見た時に年相応だと感じたので安心しました(笑)」と語った。

清原果耶さんの漢字一文字は「学」。


 年末ということで、今年を表す漢字一文字を発表。清原さんの一文字は「学」。「今年一年、様々な作品に携わらせていただいて、それぞれの現場で役作りの仕方とか現場での過ごし方など、たくさん学ぶことがありましたので、今年一年は学びの年だったなと思います。まだまだ勉強していかないことがたくさんあります」と、選んだ理由を説明。

横浜流星さんの漢字一文字は「縁」。


 横浜さんは「縁」。「まさに、この作品がそうですし、『キセキーあの日のソビト―』でご一緒した方々とまたご一緒できたこと、(本作の音楽プロデューサーを務め、GReeeeNのプロデュースも手掛けている)JINさんのプロデュースでアーティストデビューさせてもらったことなど、いろんな縁を感じましたし、その縁に感謝したいと思ったので『縁』にしました。来年もより人との出会いを大切にしていきたいです」とコメント。

飯島寛騎さんの漢字一文字は「音」。


 トオルの旧友・龍也を演じ、この作品でギターの弾き語りにも挑戦した飯島さんは「音」。「この作品で音のメッセージ性を知ることができましたし、自分の新たな挑戦でもありましたので、『音』が自分の中で印象深いなと思いました」と話した。

成海璃子さんの漢字一文字は「稽」。


 そして、トオルの初恋の女性・相川比呂乃を演じた成海璃子さんは「稽」。「私は稽古の『稽』です。今年もいろんな役を演じましたが、全ての役でお稽古事がありました。アクションだったり、タップダンスだったり、三味線、落語、今は歌の稽古をしています。稽古に追われた一年で、目まぐるしかったのですが、充実していました」と、今年を振り返った。

映画「愛唄 ―約束のナクヒト―」は19年1月25日(金)公開


 映画「愛唄 ―約束のナクヒト―」は19年1月25日(金)公開。

取材・文=田中隆信

ウォーカープラス/週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一

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