いま、名古屋ラーメン界のホットスポットが今池!雑誌「ラーメンWalker2019」で愛知県新店部門第1位を獲得した店から、伝統が続く真っ黒なスープが特徴の店まで、大注目の“今池ラーメン”を紹介する。
新感覚であり懐かしい、焼いた鯛で取るスープ
●「らーめん 鞍」
柳橋中央市場から毎日届く、鮮度の高い鯛を使うスープが評判の店。「鯛白湯そば」(780円)と「鯛清湯そば」(780円)が二枚看板だ。「鯛清湯そば」の塩ダレには、内モンゴルの天然岩塩を使い、スープに深みのある味わい。贅沢に鯛を使うことで、上品な旨味も感じられる。
[店舗DATA]住所:愛知県名古屋市千種区今池4-8-8/電話:052-733-0334/時間:11:30~14:30、17:30~22:00/休み:日曜
優しくも力強い煮干しラーメン
●「麺屋 グラフミ」
メニューは「煮干し醤油ラーメン」(850円)と、「醤油ラーメン」(800円)のみ。トッピングも最小限に抑えたシンプルなメニュー構成だ。どちらのラーメンにもベースとして使用する鶏スープには、アサリや昆布を加えて旨味と香りにアクセントを付けている。チャーシューの代わりは、低温調理したローストポークだ。
[店舗DATA]住所:愛知県名古屋市千種区仲田2-12-25/電話:なし/時間:11:30~15:00(LO14:30)、18:00~22:30(LO22:00)/休み:水曜
コーチンと節、貝の旨味が口に広がる極上のつけ麺
●「麺屋 玉ぐすく」
名物の沖縄そばをはじめ、トリプルスープのつけ麺やラーメンが評判。丸鶏と節、貝類から取るダシと濃厚な醤油ダレで仕上げるつけ麺は貝の風味が強くまろやかな味だ。鴨油で味をつけるなどのひと工夫された国産小麦5種類のブレンド麺はツルリとした食感。低温調理で柔らかく仕上げたチャーシューや、新鮮な季節の野菜も入る。
[店舗DATA]住所:愛知県名古屋市千種区今池1-6-8 ブルースタービル1F/電話:052-734-4660/時間:11:30~14:00(LO13:50)、18:00~22:30(LO22:00)※スープがなくなり次第終了/休み:日曜、月曜
濃厚な旨味のつけ汁と自家製麺は相性抜群
●「中華蕎麦生る」
「超濃厚つけそば」で、雑誌「ラーメンWalker2019」の愛知県新店部門第1位を獲得した人気店。豚骨や鶏ガラを2日間煮込み、野菜や煮干し、サバ節などで旨味を増したつけ汁を自家製極太麺で味わう、印象派の一杯だ。旨味にパンチがある濃厚なつけ汁に合わせ、小麦の豊かな風味が味わえる自家製麺を採用。国産小麦の外皮に近い部分をメインにブレンドし、さらに全粒粉を加えている。
[店舗DATA]住所:愛知県名古屋市千種区豊年町3-18/電話:052-717-6028/時間:11:30~14:00、18:00~21:00/休み:月曜、火曜(祝日の場合営業)
真っ黒な豚骨スープは伝統のあかし
●「呑助飯店(のみすけはんてん)」
1950(昭和25)年の創業以来、火を止めることなく継ぎ足して煮込み続ける真っ黒な豚骨スープが印象的。伝統のこってりと濃厚な濃口のほか、毎日スープを作り替える醤油系薄口もある。70年近く炊き続けている豚骨スープは香ばしい匂いとこってりした味わいが特徴的。油っぽさの中に奥深い甘味や風味があり、歴史を感じることができる。
[店舗DATA]住所:愛知県名古屋市千種区今池5-14-8/電話:052-731-0396/時間:18:00~23:30、日曜・祝日18:00~23:00/休み:火曜
東海ウォーカー編集部