天満の天神さんへ受験必勝祈願の初詣!学問の神様を祀る大阪天満宮

関西ウォーカー

菅原道真公が大宰府に左遷される前に大将軍社へ参拝。道真公の死から50年後、一夜にして光り輝く7本のマツが生えたことから、その地に道真公を祀ったことが始まり。学問の神様として、試験を前にした人や技芸向上を目指す人など、毎年さまざまな人が祈願に訪れる。<※情報は関西ウォーカー(2018年12月14日発売号)より>

江戸時代の記録に残るだけでも7度も火災にあった大阪天満宮。現在の本殿は1843(天保14)年に再建/大阪天満宮


学問の神様を祀る天満の天神さん「学業成就」コース


学者であり、政治家でもあった菅原道真は5歳で和歌を詠み、33歳で学者の最高位「文章博士」に任命されるなど希有な人物。そんな彼のご利益にあやかろう。

【写真を見る】数ある境内社のなかでも歴史が古く、道真公も旅の無事を願った/大阪天満宮


650年建立の大阪天満宮より、250年前からこの地に鎮座。八衢比売神(やちまたひめのみこと)などの四神を祀っていて、病気・病魔退散のご利益があると言われる。

池にかかる「愛嬌橋」で出会った男女は結ばれるという言い伝えもある/大阪天満宮


「願い玉」の初穂料は3個(500円)/大阪天満宮


境内の「星合池」に浮かべられた、梅の花の形をした的に、巫女が焼印を押した願い玉を投げ込む。見事のったら、その的に応じた願い事がかなうと言われている。

多彩なご利益スポット


■商売繁盛「白米稲荷社」

伏見稲荷大社より御祭神を迎えたと言われている。社殿内には勾玉や管玉を磨いた「狐・天狗の爪研ぎ石」と呼ばれる石がある/大阪天満宮


■芸能「高坐招魂社」

上方落語の継承と発展に貢献した先人を顕彰する境内社。1957年以降に死去した落語家を祀っていて、言葉に関するご利益あり/大阪天満宮


お守り&開運グッズ


御守(各800円)。学業成就のお守。小さい巾着タイプだから、試験当日まで持ち歩くのに最適/大阪天満宮


諸芸上達御守(1000円)。コイが滝を登り龍へと変化するという、立身出世を例えた中国の故事にちなんだお守り/大阪天満宮


合格守(3000円)。「登竜門通り抜け参拝」に参加できる「御本殿参拝券」に、大阪天満宮合格之御守、合格祈願の絵馬などがセットに。受験生必携!/大阪天満宮


■年末年始の参拝時間<2018年12月31日(月)6:00~20:00、2019年1月1日(祝)0:00~20:00ごろ、2019年1月2日(水)・1月3日(木)6:00~19:00>

■大阪天満宮<住所:大阪府大阪市北区天神橋2-1-8 電話:06-6353-0025 時間:9:00〜17:00 休み:なし 料金:境内無料 駐車場:なし アクセス:JR大阪天満宮駅または地下鉄南森町駅より徒歩5分>

関西ウォーカー編集部

注目情報