長寿ご利益がある滋賀県・多賀大社へ初詣!長生きや健康を祈願しよう

関西ウォーカー

多賀大社は、古くから「お多賀さん」の名で親しまれる、滋賀県第一の大社。御祭神は伊邪那岐命・伊邪那美命。生命の親神様であることから、延命長寿・縁結び・厄よけの神として信仰を集め、豊臣秀吉が母親の病の平癒と延命を祈願したと言われる。ケガや病気と無縁の健やかな人生を祈ろう。<※情報は関西ウォーカー(2018年12月14日発売号)より>

本殿に鎮座する二神は初めて夫婦の道を始め、天照大神など八百万の神々を生んだと言われている/多賀大社


命の神を祀る神社で100歳までの長寿を祈願「延命長寿」コース


【写真を見る】杓子は「お多賀杓子」と呼ばれ、この神社のシンボル的な存在に/多賀大社


拝殿前に飾られた巨大な杓子。元正天皇の病気に際し、当社の神主がご飯を炊き、シデの木で作った杓子を献上。天皇はたちまち治癒されたと伝えられている。

拝殿の右横に鎮座する「寿命石」/多賀大社


石の周りには延命長寿だけではなく、いろいろな願いが書かれた白石が。白石は授与所にて授与(初穂料500円)/多賀大社


後白河上皇が東大寺再建を命じた高齢の僧・重源が、多賀大社のご加護により20年の延命を得て再建を達成。重源はこの石の上に背負子を降ろして休んだと伝わる。

「杓子絵馬」は授与所にて初穂料300円で拝受できる/多賀大社


多賀大社の絵馬は、天皇の病を治したことにちなんで作られた「おたまじゃくし」形。願いをすくってもらえ、ご利益も高いと評判。これも忘れずに奉納しよう。

多彩なご利益スポット


■家内安全「日向神社」

平安期に建立された古社で、現在は多賀大社の摂社に指定。御祭神は瓊々杵尊(ににぎのみこと)で国家安泰のご利益もある/多賀大社


■子授け「熊野新宮」

3神が並ぶ社の左側にある「熊野新宮」は、子供を授けてくれるご利益がある。中央は「天神神社」、右側が「熊野神社」/多賀大社


お守り&開運グッズ


莚寿守(各800円)。健康・病気平癒のお守り。デザインは赤、紫のほか、ピンク、ブルーと全部で4種類あり/多賀大社


お多賀杓子(600円)。多賀大社の縁起物として人気。実際に使うことでご利益が授かると毎年訪れる人も多い/多賀大社


莚寿小守(各800円)。健康と病気平癒のご利益がある小さくてかわいい巾着風のお守り。持ち歩きやすい大きさ/多賀大社


■年末年始の参拝時間<2018年12月31日(月)~2019年1月3日(木)終日 ※授与所は2018年12月31日(月)8:30~17:00、22:00~、2019年1月1日(祝)~18:00、1月2日(水)・3日(木)8:00~17:00>

■多賀大社<住所:滋賀県犬上郡多賀町多賀604 電話:0749-48-1101 時間:参拝自由 休み:なし 料金:境内無料 駐車場:300台(平日無料) ※12月31日(月)~1月6日(日)は500円/1回 アクセス:近江鉄道多賀大社前駅より徒歩10分>

関西ウォーカー編集部

注目情報