18年8月にオープンした「白河手打中華そば 大志 ヱビスヤ いわき分店」(福島県いわき市小名浜岡小名3-9-7)は、郡山市の「ヱビスヤ」で修業を積んだ若い店長が切り盛りする新店だ。〈■情報は発売中の「ラーメンWalker福島2019」より〉
旨味抜群のスープと自家製手打ち麺で人気急上昇
さつま地鶏など4種の地鶏のガラと丸鶏に、豚骨を加えてたき込んだスープは旨味が強烈だ。手打ち作業にこだわる自家製麺とのマッチングも絶妙。白河ラーメンでは貴重な味噌ラーメンをラインナップし、評価が高い。早くも市内屈指の人気となっている。
「デラックス大志(普通)」(930円)は、特別な製法でより丁寧にアクを除去することで、まろやかな味わいのスープが多加水の手打ち麺にしっかり絡む。デラックスはチャーシュー、ワンタン、味玉が入ったフルトッピングの豪華メニュー。
「白河手打ち中華そば(普通)」(750円)は、「これぞ白河」という、店の原点。さつま地鶏、会津地鶏、伊達鶏、名古屋コーチンという4種の地鶏に豚骨を加え、旨味は十分。「味噌ラーメン(普通)」(850円)は、厳選した3種類の味噌をブレンドしたタレが絶品。仕上げに豆板醤を加えてピリっと辛い。白河系では貴重な味噌だけに人気絶大だ。
店長は郡山の名店「ヱビスヤ」で修業
店長の平根健汰さんはいわき市出身。職人になりたいと好きだったラーメンの道に。高校卒業と同時に「ヱビスヤ」に修業に入り20歳の若さで店をまかされた。多加水麺は、手作業を重視して店長が自ら早朝から仕込む。手打ちならではの小麦の風味と確かな食感はこの店の生命線。福島県の浜通り(海側)ではまだ少ない、本格的な白河ラーメンを味わえる。
【ラーメンWalker福島2019編集部】