元サッカー日本代表の中田英寿が2009年から6年半にわたり日本全国を旅した中から厳選した、日本の逸品や一流の人々を紹介する書籍「に・ほ・ん・も・の」の第一弾・日本語版の重版、及び第2弾英語版(電子版)の出版が決定。発売後わずか2週間での重版決定は、文化・美術部門としては異例の出来事となる。
2006年のドイツワールドカップ終了後に現役引退を発表した中田は、その後、世界中を旅する中で日本に再注目し、全国47都道府県のあらゆる「人」「コト」「モノ」を巡る旅を実施。今月に発売した書籍「に・ほ・ん・も・の」は、土地と暮らしに密着したものづくりや食文化を経験し、人とのつながりを学んだ中田だからこそ、日本のみならず世界中の人に知ってもらいたい、日本の本物の作り手たちを紹介する内容になっている。世界の人に誇りたい日本の逸品や、日本人も知らない、日本の本当にいいものを、「ものづくり」「やど」「たべもの」「てみやげ」「さけ」の5つのジャンルにわけて紹介している。
また、本書籍は国内のみならず世界中の日本ファンに向けた書籍として、多言語版の刊行計画が進行しており、この度、第2弾として英語版(電子版)の出版が決定。日本人だけでなく、訪日観光客や世界中の日本文化ファンにむけて情報を発信していく。さらに、中田英寿公式のウェブサイト nakata.netでは、本書籍には収まりきれない、中田の日本全国を旅した軌跡を紹介する「ReVALUE NIPPON」の英語化が決定、2019年春より順次英語化されていく予定だ。日本の魅力を発信し続ける中田氏の活動をぜひ注目してほしい。
ウォーカープラス編集部