天王山の山腹にあり、ひと際静かな時間が流れるアサヒビール 大山崎山荘美術館。建物は重厚感あふれる英国風の本館と安藤忠雄氏が設計したスタイリッシュな新館で構成され、いずれも周辺の自然と見事に調和している。民藝運動に参加した作家の陶芸作品を中心に現代彫刻、西洋絵画などの幅広い美術品をコレクション。クロード・モネの「睡蓮」が鑑賞できるのも魅力。<※情報は関西ウォーカー2号(2019年1月4日発売号)より>
スタイリッシュな安藤建築と融合する洋館そのものが美術品
大正から昭和初期にかけて建てられた山荘を修復し、安藤氏の設計による「地中の宝石箱」などを増設して開館された。約1000点の収蔵品から、企画展に合わせて常設展の展示品を変更。印象派の巨匠、クロード・モネの傑作「睡蓮」は連作で所蔵し、いつ訪れても必ず展示されている。
冬はツバキやナンテンが彩りを添える。
絶景テラスを備えた本館2階の喫茶室
景色を眺めながらスイーツ&ドリンクが味わえる。
企画展ごとに内容が変更する限定スイーツも楽しみの一つ。
■アサヒビール 大山崎山荘美術館<住所:京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3 電話:075-957-3123(総合案内) 時間:10:00~17:00(最終入館16:30) 休み:月曜(祝日の場合翌日) 駐車場:なし 予約:不要 入館料:大人900円、高校・大学生500円 アクセス:JR山崎駅、阪急大山崎駅より徒歩10分 ※各駅より無料送迎バスあり(高齢者優先)>
関西ウォーカー編集部