リニューアルで1000を超える標本が一堂に!大人がワクワクできる発見空間「琵琶湖博物館」へ

関西ウォーカー

「知りたい」「学びたい」。大人になると忘れてしまいがちな、そんな気持ちを刺激する「おとなのディスカバリー」が琵琶湖博物館に誕生。昆虫や鉱物などの標本を観察したり、スケッチをしたり。探求心が止まらなくなりそう。館内には、琵琶湖の魚が泳ぐ「水族展示室」や小さな生き物を観察できる「マイクロアクアリウム」もあり、大充実の一日が過ごせる。<※情報は関西ウォーカー2号(2019年1月4日発売号)より>

ユニークな展示と多数の標本リニューアルでさらに魅力的に!


知的好奇心が刺激される「おとなのディスカバリー」は、大人の探求心に応え、学びと発見ができる研究室のような空間。動植物や鉱物など11分野、1000点以上の標本がそろい、手に取って観察できる。

ワイン×ブラウンのシックな空間に、昆虫標本や動物の剥製がずらりと並ぶ/滋賀県立 琵琶湖博物館


【写真を見る】引き出しを開けると標本が!昆虫や爬虫類のほか、鳥類の仮剥製標本まであるのに驚き/滋賀県立 琵琶湖博物館


引き出しから標本を持ち出して実体顕微鏡で拡大し、細部まで観察できる/滋賀県立 琵琶湖博物館


描画装置をのぞきながらスケッチすることも/滋賀県立 琵琶湖博物館


タヌキやヌートリア、イノシシなど9種類の毛皮を展示している/滋賀県立 琵琶湖博物館


本物の動物たちの毛皮に触れ、毛並みや毛質を比較できる。

触ったり、匂いをかいだりユニークな体験型展示も


「水族展示室」にある琵琶湖の食文化を紹介するコーナーでは、郷土料理・鮒ずしの独特の匂いをかげる/滋賀県立 琵琶湖博物館


和服をはおり、1964(昭和39)年の生活を再現した農家の居間でひと休み/滋賀県立 琵琶湖博物館


学芸員気分に浸れる「A展示室」内の研究室。受話器から解説が流れてくるのもおもしろい/滋賀県立 琵琶湖博物館


「マイクロアクアリウム」にあるプランクトンに囲まれる映像コーナーも人気/滋賀県立 琵琶湖博物館


琵琶湖の周辺で暮らす人々の文化や歴史も紹介


「C展示室」には昭和中期以降に流行ったグッズや家電が年代別に展示されている/滋賀県立 琵琶湖博物館


壁一面にはられたレトロ感満載の雑誌やポスターのなかには、1964(昭和39)年東京オリンピックのものも見られる。

昔懐かしいレトロでかわいい家電/滋賀県立 琵琶湖博物館


懐かしの黒電話も/滋賀県立 琵琶湖博物館


施設を知り尽くしたスタッフが教える見逃せないポイント/滋賀県立 琵琶湖博物館


「『おとなのディスカバリー』内のオープン・ラボでは、学芸員が実際に研究をしていることも。ラボ内の学芸員とマイクで話せますよ」(学芸員の林 竜馬さん)

琵琶湖を肌で感じる「樹冠トレイル」が誕生/滋賀県立 琵琶湖博物館


博物館と琵琶湖を結ぶ空中遊歩道「樹冠トレイル」が2018年11月に誕生。展望デッキからの広大な琵琶湖の眺めは爽快そのもの。

■滋賀県立 琵琶湖博物館<住所:滋賀県草津市下物町1091 電話:077-568-4811 予約:不要 料金:観覧料大人(750円)、高校・大学生(400円) 時間:9:30~17:00(最終入館16:30) 休み:月曜(祝日の場合開館) ※1月22日(火)~25日(金)は休み 駐車場:420台(観覧者無料) アクセス:JR草津駅より近江鉄道バス琵琶湖博物館行約25分、琵琶湖博物館からすぐ>

関西ウォーカー編集部

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