高知県高知市にある横山隆一記念まんが館で1月26日(土)から3月3日(日)まで、「酒井敦美 光の切り絵展~心の中へ~」が開催される。
照らす光で姿を現す酒井敦美の「光の切り絵」。光の当て方で1枚の絵が別の顔を見せる「一画二驚(いちがにきょう)」という手法で作られた、物語のある光の切り絵たち。
そして、今回の展示の為に新たに描かれた「高知の風景」を題材に、いつもは屋外で投影される「野外幻灯」を、今回は展示室の中に大きく繰り広げる。この幻灯には、ミュージカルソー(のこぎり)演奏の第一人者・サキタハヂメのオリジナル曲が流れる。
担当者は「舞台美術を手掛けてきた酒井さんの作品は、デジタルアートのような精密さや技術で人を驚かせるものではなく、見た人の心をほっこり温めてくれる優しさと美しさと力強さ、物語があります。幻灯作品は、映し出された絵を眺めて楽しむのではなく、その絵の中に入って、見学者も絵の一部となって楽しむ作品です。子どもも大人も、みんなで光の絵の中に入って写真を撮ったり、楽しいひと時を過ごしませんか?」と呼びかける。
酒井敦美の手から生まれる、光の切り絵の繊細な世界観を満喫しよう!
ウォーカープラス編集部