大阪・万博記念公園の複合施設・エキスポシティにあるジェラード店「カフェフロアジェラート」は、2011年にイタリアで誕生し、世界9カ国で展開するハンドメイドジェラートブランドの日本出店第1号店だ。
同店のジェラートは日本人の味覚に合わせるのではなく、イタリアの味がそのまま。ノンケミカルで乳脂肪分が少なく、体に優しいので子供たちにも安心して食べさせられる。さらに、毎日店舗でジェラートシェフが手づくりしているので、フレッシュなおいしさが味わえるのも魅力。
ここで、濃厚な甘さなのに辛いという不思議なジェラートをバレンタイン企画として、期間限定で提供すると聞き、早速食べてきた。
今回提供するのは「スパイシーチョコレート」と名付けられたジェラート。定番のミルクチョコレートに、シナモン、ジンジャー、カイエンペッパーを秘密の割合で調合したそう。
ということで、まずはノーマルな辛さを味わってみた。見た目は普通のチョコレートジェラート。普通のアイスクリームより、つややかでなめらかに見えるのは、店内でサービスする際に、よく練って空気を含ませているからだそう。じっくりと目を凝らして見ても、ジェラートの中にスパイスの粒を見て取るのは難しい。
ひとくち口に含むと最初に広がるのは濃厚で豊かな甘味のチョコレートの香りと味わい。日本のミルクチョコレートよりもひときわ濃い感じだ。それを追いかけるようにシナモンとジンジャーの香りが感じられる。大丈夫。そんなに辛くない…と思っていたら、あとからカイエンペッパーのスパイシーな刺激がやってきた。といっても飛び上るほどの辛さではなく、心地よい刺激と辛さ(感じ方には個人差があります)で、あとを引く感じ。ついついもう一口味わってしまう。だけど、食べ進むとともに、だんだん体が温まってくる感じ。これがスパイスの効果というものかしら。心地よい刺激を感じながら味わっていたら、シンゴロサイズを完食してしまった。
辛さはノーマル、ハード、エクストラの3段階あり、トッピングのカイエンペッパーで辛味を調節する。エクストラはジェラートの表面が真っ赤になるぐらいのカイエンペッパーがかけられる。辛い物好きの人はぜひチャレンジを!
この「辛いジェラート」の提供期間は1月18日(金)から2月17日(日)。シンゴロサイズのみの提供でノーマル380円、ハード430円、エクストラ480円(いずれも税別)。
また同じ期間でジェラートのトッピング用にペアハート(ペア100円)も登場する。真中から2つに分かれたハートのチョコレートで、カップルで注文して2つをくっつけると一つのハートになるというちょっとロマンチックなアイテム。バレンタインにぜひ、恋人と味わって。
■カフェフロアジェラート
住所: 大阪府吹田市千里万博公園2−1 EXPOCITY内 時間:11:00~21:00(L.O.20:30)
鳴川和代