ガンバ大阪の2019年新体制発表会がホームスタジアムであるパナソニックスタジアム吹田にて行われ、宮本恒靖監督らが出席。抽選で選ばれたサポーターを前に新スローガンと新ユニフォームがお披露目された。
2018年はJ1リーグ戦9位という結果に終わったガンバ大阪。7月からはガンバのレジェンドでもある宮本恒靖が監督に就任し、後半戦はクラブ記録に並ぶ9連勝を達成。勢いそのままにタイトル奪還できるのか、新シーズンに注目が集まっている。
2019年の新スローガンは「GAMBAISM(ガンバイズム)」
「宮本監督のもと、チームが一丸となったが、タイトル奪還できず不本意なシーズンになった」と2018年シーズンを振り返るガンバ大阪の社長・山内隆司。2019年はガンバ大阪のサッカーを新たに次元に引き上げていく大切な1年として、新スローガン「GAMBAISM(ガンバイズム)」を発表した。
GAMBAISM(ガンバイズム)について山内は「ガンバ大阪の選手たちが築き上げてきたボールを保持しながら相手を圧倒し、アグレッシブにボールを奪うスタイル」と説明。「守備面でもハードワークしながらアグレッシブにボールを奪い取る攻撃的な守備を展開する」とさらに高みを目指すと誓い「熱い応援でチームの後押しをお願いします」とサポーター・ファンへ呼びかけた。
宮本監督・新加入選手が意気込みを明かす!
新スローガン発表後、宮本監督と新加入選手たちが会見に出席。新スローガンを受け、宮本監督は「ガンバらしいサッカーで、本来いるべき場所に戻れるようなサッカーを展開していきたい。ただ、2018年は苦しいシーズンだったことを忘れず、その反省を踏まえて地に足をつけ新シーズンに挑みたい」と決意を新たにした。
新加入選手たちもそれぞれ意気込みを明かす。タイのムアントン・ユナイテッドでプレーしていた青山直晃選手は「進化した姿を見せたい」とガンバ大阪でのプレーを待ち望む。熊本のチームで活躍していた田中達也選手は「スピードとドリブルを生かしたい」と自身の持ち味をアピール。関西学院大学出身の高尾瑠選手は「チームの勝利にいち早く貢献できるように活躍したい」と気合十分。ガンバ大阪ユースから昇格した奧野耕平選手は「アグレッシブさと負けん気の強さで、遠慮せずに頑張りたい」と力強く語った。
新ユニフォームが初お披露目!
初お披露目となった新ユニフォームのデザインコンセプトは「Pride of Emblem(プライドオブエンブレム)~その伝統を刻み前へ~」。ファーストユニフォームは、ガンバの象徴であるエンブレムをモチーフにしたデザインで、伝統あるストライプを継承し、エンブレムをシャープなピンストライプの濃淡で大胆に表現。
白を基調にしたセカンドユニフォームは、エンブレムのグラフィックをシャープなピンボーダーで表現。背中にもエンブレムのモチーフの一部を配置している。
ゴールキーパーユニフォームは機能性がアップ。従来のユニフォームと比べ、大幅なパーツ削減を実現。背中と脇が1枚のパーツで繋がっており、縫製時の袖がつっぱるという難点を解消。上半身の可動域が広がった。
2019年もガンバから目が離せない!
2018年にはガンバエキスポやポケモンとのコラボなどさまざまなイベントを展開したが、2019年はさらにブラッシュアップ。開幕から楽しんでもらえるためイベントを企画している。タイトル奪還を目指して試合に励む選手たちを応援しに、パナソニックスタジアム吹田に足を運んでみては。
山根翼