地元で定番の味、長年親しまれてきた味など、北九州の老舗グルメを3選ご紹介。「また食べに来たよ!」の常連の声が絶えない、気安さも自慢のノスタルジックなグルメを味わおう。
ぬか炊きのおいしさに目から鱗!「味処 矢野」
小倉の郷土料理"ぬか炊き"を作り続けて22年。おいしいぬか炊きを求めて研究した結果、爽やかなぬかの香りに身がほろりとほどける絶品に。旨味、甘味、酸味を感じる優しい味に仕上げている。
「イワシのぬか炊き定食」(900円)。特大の大羽イワシの身はふっくら。ぬかの酸味があとを引く。
「ひらめ海鮮丼」(1000円)は、生けすの魚を刺身にしてのせる。
[味処 矢野]福岡県北九州市小倉北区浅野2-4-25 / 093-551-0719 / 11:00~15:00、18:00~22:00(※夜の営業は要問い合わせ) / 日曜・祝日休み
歴史ある"食道街"で小倉発祥焼きうどん「赤ちゃん食堂」
1945(昭和20)年から続く鳥町食道街に当初から店を構えて、現在3代目。「焼うどん」、手作りハンバーグなど3品がのる「ランチ」など、どれもお手ごろ価格。通いたくなる懐かしいメニューが並ぶ。
「焼うどん」(500円)。モッチリ食感の麺と魚粉を効かせるのが小倉焼うどんの特徴だ。
[赤ちゃん食堂]福岡県北九州市小倉北区魚町1-4-5 / 093-521-3148 / 12:00~20:00 / 月曜休み
レトロな雰囲気もごちそう!「喫茶 放浪記」
創業して23年。建物は戦後すぐ建てられた元料亭で、古い道具が飾られた店内などレトロな雰囲気が魅力だ。人気No.1の「生うに丼」や、ルーから手作りの「林ライス」などは創業時から味も作り方も変わらない。
「生うに丼」(1400円)。近海物の新鮮なウニをこれでもかと盛り、見た目も味も超贅沢だ!
トマトの酸味の効いた「林ライス」(600円)。
[喫茶 放浪記]福岡県北九州市門司区栄町7-5 / 093-332-1622 / 11:00~19:00 / 月曜休み(祝日の場合翌日)
九州ウォーカー編集部