地元で定番の味、長年親しまれてきた味など、久留米エリアの老舗グルメを3選ご紹介。「また食べに来たよ!」の常連の声が絶えない、気安さも自慢のノスタルジックなグルメを味わおう。
お母ちゃんが待つ人情食堂でおなかも心も満たされる「かわむら食堂」
料理の盛りがよく、安い。そして"名物お母さん"が迎えることでも知られる"夜専"食堂。昭和レトロな店内はL字カウンターの前に手作り総菜がズラリ。一品を選び、ボリューミーな定食にすることもできる。
合挽き肉の手ごねハンバーグや大判トンカツも安い。定食は760円。壁に掲げられているメニューは一部で、定食店、センベロ酒場としてもにぎわう一軒だ。
[かわむら食堂]福岡県久留米市小頭町14-24 / 0942-38-9417 / 19:00~翌3:00 / 不定休
旨い麺処には旨い丼あり「東京庵」
1971(昭和46)年創業の店構え、使い込んだ出前用カブからも昔ながらのの雰囲気が漂う。昆布主体の優しいダシに九州醤油、関東醤油を合わせた、そば、うどんが人気で、そのダシで作るカツ丼にもファンが多い。
「カツ丼」(650円)。九州産「輝黄卵」を使い、丸形のトンカツ4切れをふんわり閉じる
[東京庵]福岡県久留米市合川町2135-8 / 0942-32-9674 / 11:00~19:00(LO18:45) / 日曜・祝日休み
爽やかなワサビダレでウナギの輝きが増す「鰻料理 ふぢ井」
40年以上の歴史があり、2代目店主が考案した「鰻わさ丼」で一躍有名に。肉厚な国産ウナギの香ばしい旨味とさっぱりとしたワサビダレが絶妙に合う。タレは地元産再仕込み醤油をベースに旨味を重ねている。
「鰻わさ丼」(3000円)。蒲焼きに風味のいいワサビダレをかけて、いただきます!
ふっくらとした「せいろ蒸し」(中・3600円)は、肝吸い付き。
[鰻料理 ふぢ井]福岡県久留米市原古賀町23-16 / 0942-38-9828 / 11:30~14:00(LO)、17:00~20:30(LO) / 木曜、第3水曜休み
九州ウォーカー編集部