2018年6月にKADOKAWA初のレストランとしてオープンした「INUA(イヌア)」が、1月23日(水)に開催された「The Tabelog Award 2019(食べログアワード2019)」授賞式にて、「BRONZE」賞を受賞した。
「世界のベストレストラン50」で世界第1位に4度輝いた「noma(ノーマ)」で活躍したシェフ、トーマス・フレベル氏がヘッドシェフとなった「INUA」。KADOKAWAは、「noma」のヘッドシェフ、レネ・レゼピ氏とパートナーシップを結び、昨年、東京・飯田橋に同店を開業した。
60席の同店の内装は、日本と北欧の文化の融合を実現させるべく、洗練されたカスタムメイドのアイテムによってデザインされている。無垢のオーク材をはじめ、さなざまな素材を使用することで、大都会にいながらどこか懐かしさを感じさせる、温かみのある空間を表現。さまざまな地域の食材が持つ特徴を最大限に生かしつつ、フレベル氏が北欧で培った技術と食材の知識を融合させた料理を提供している。
フレベル氏は、同アワードで「日本で料理の腕をふるってみていかがですか」と問われると、「今日ここに立たせていただき光栄です。日本は食材がすごく豊富な国ですね」とコメント。
アワード受賞前、ノミネートされた時点で同氏は「正直、この場所にはただ招待されただけだと思っていたから、ノミネートされるなんて考えてもいなかったよ。びっくりだ。オープンしてまだ6ヶ月でこの場にいられるなんてとても嬉しいよ」と胸の内を打ち明けており、「BRONZE」賞を受賞した後も「とても興奮しています!」と喜び全開の様子だった。
また、「INUA」については、「地球上で一番エキゾチックな場所のひとつ。そして、この店の料理を、世界中からリスペクトされる食文化のひとつとして確立させていきたいと思っているよ」と意気込みを語り、「評価された理由は何だと思うか」と問われると、「分からないよ(笑)。君はなんだと思う?」と、はにかんで見せた。
Raira