ラストアイドルの4人がメインキャストを務める映画「がっこうぐらし!」が公開
1月26日、映画「がっこうぐらし!」の公開記念舞台挨拶がTOHOシネマズ日比谷で行われ、ラストアイドルの阿部菜々実さん、長月翠さん、間島和奏さん、清原梨央さんが、監督を務めた柴田一成さんと共に登壇。エンディングテーマ「マイクロコスモス」を歌うWi-Fi-5の高野渚さん、トミコ・クレアさん、さぃもんさん、白鳥来夢さんも応援に駆けつけた。
映画「がっこうぐらし!」は、累計部数250万部を超える人気コミックを実写化したサバイバルホラー。学校で共同生活を送る“学園生活部”に所属する女子高生たちの日常が描かれ、時には笑い、時にはケンカをしながらも、みんなで元気いっぱいのスクールライフを満喫するはずだったが、ゾンビのような“かれら”と戦うことに…。
阿部さんは「全国で私たちの映画が公開されているという実感はまだないんですけど、『良かったよ」とか、いろんな感想をいただけてうれしいです」と笑顔で答えると、長月さんは「(実写化に対する)ネット上のファーストインプレッションが良くなかったので、これまでエゴサーチはしなかったんですけど、ついに昨日(エゴサーチを)してみたら、『原作に愛を持ってくれてありがとう』と言ってくださる方がいっぱいいて、朝、電車の中で泣きそうになりました」と明かした。
間島さんも不安を抱えていたそうだが、「原作ファンの方も認めてくださって、本当にうれしかったです」と安心した気持ちを伝えた。清原さんは「反響がすごくいいですよね。毎日エゴサーチして、いい反応を見てはニヤニヤしています(笑)」と評判の良さに喜びが隠せない様子。
途中、サプライズで柴田監督から4人に卒業証書の授与が行われた。阿部さんは「まさか卒業証書をもらえるとは思っていなかったので、頑張って良かったなって思いました。この作品と出会う前は女優にはならないと思っていたので、演技をすることはないと思っていましたが、『がっこうぐらし!』を通して、演技って楽しいなと感じました。またチャンスがあればやってみたいと思います」と演技に対して前向きな気持ちになったことを告白。
長月さんは「まだ卒業したくないんですけど、どうしよう」とさみしい気持ちを伝えると、監督が「じゃあ留年で(笑)」と切り返して会場を和ませる場面もあったが、「今回はすごくいい子の役だったので、今度はめちゃくちゃ性格の悪い女の子の役をやってみたいです。日常生活ではできないことなので」と長月さんも演技への意欲を見せた。
続けて間島さんが「爆弾魔とか殺人犯とか天才ハッカーとか、犯罪を匂わすような役をやってみたいです」と話し、清原さんが「私は、泥だらけじゃない普通の制服を着た、普通の女の子の役をやってみたいです(笑)」と、それぞれが今後の役柄に対する希望を話した。
最後は、阿部さんが「『がっこうぐらし!』は、たくさんの方の思いが詰まった素敵な作品になっていますので、最後まで楽しんでいってください」と観客に向けてメッセージを贈り、舞台挨拶を締めくくった。
映画「がっこうぐらし!」は全国で公開中。
取材・文=田中隆信
ウォーカープラス/野木原晃一