ラーメン情報誌「ラーメンWalker」(KADOKAWA)による、全国の旨いラーメン店を決めるランキング企画「ラーメンWalkerグランプリ」。読者と百麺人の投票によって選ばれた全国屈指の“旨い店”を大発表!今回は、バラエティに富んだ麺処がそろう大分のベスト3をご紹介。<情報は発売中の「ラーメンWalker九州2019」より>
第3位・手のべ冷麺専門店 六盛 (別府市)
第3位は別府市「手のべ冷麺専門店 六盛」。別府冷麺の元祖といわれる名店の味を再現するために開業した。
名物は、羅臼昆布と厚葉昆布などから取ったダシを使う冷麺(750円)。モチモチ食感の麺、自家製キャベツキムチ、国産牛チャーシューが入った一杯で、優しい味と上品さを感じる。ほかにも、豚骨ラーメン(700円)や中華そば(700円)が好評だ。
[手のべ冷麺専門店 六盛]大分県別府市松原町7-17 / 0977-22-0445 / 11:30〜14:30(LO)、18:00〜20:30(LO)※スープがなくなり次第終了 / 水曜休み / JR別府駅より徒歩15分
第2位・トラの夢 (大分市)
第2位を獲得したのは大分の名店「一骨家(いっこつや)」の元店主が手がける「トラの夢」。豚骨のなかでも特に旨味の強い頭骨を、強火で16時間炊き上げる。できたスープは骨の髄が溶け出し、旨味が存分に伝わる。見た目はこってりだが、くどさがあまりなく、女性人気も高い。麺は強いコシと歯切れのよさにこだわり、小麦粉3種で作る。
看板メニューは「真空低温熟成チャーシューメン」(1000円)。鶏のムネ肉をカットし、真空状態で低温熟成したチャーシューをふんだんに盛り付ける。さっぱりした味付けなので、こってりとしたスープと見事に合う。
[トラの夢]大分県大分市森町633-5 / 090-7464-9235 / 11:30〜23:00 / 水曜休み / JR鶴崎駅より徒歩8分
第1位・Furari (別府市)
第1位に輝いたのは大分における豚骨醤油ラーメンのさきがけ「Furari(フラリ)」。店で一番の強みは、毎日寸胴で炊くスープだ。豚骨の甘味と旨味を凝縮させたスープに、甘さ控えめの醤油を使ったタレがマッチ。そこへ、炊いた際に出る泡を入れることで、クリーミーな一杯に仕上がる。麺は相性を考慮し、パスタのような縮れタイプを採用。茹でる時間を調整し、歯切れと喉越しのよさを実現させる。スープと共存するメンマやチャーシューのトッピングも見逃せない。
人気の「豚骨醤油ラーメン」(700円)は、豚骨の旨味が詰まったスープが主役。濃厚かつ口当たりがよいので飲み干す人が多いのも納得。トロトロのチャーシューや味付けメンマなどのトッピングにも注目だ。「味の異なる各ラーメンを高いレベルにまとめており、そのセンスに驚かされた!」と百麺人が絶賛。
[Furari(フラリ)]大分県別府市北鉄輪6 / 0977-75-9087 / 11:30〜14:30、18:00〜20:30※スープがなくなり次第終了 / 亀の井バス 鉄輪バス停より徒歩5分
九州ウォーカー編集部