仙台出身のKOUMI、RUUNA、MIMORIの3人組ガールズ・ポップ・ユニット「kolme(コールミー)」。作詞作曲、ダンス振付など、それぞれの得意分野を活かしたセルフ・プロデュースによる楽曲やパフォーマンスは海外からも注目を浴びています。1月30日に3rdアルバム『Hello kolme』をリリースした彼女たちに直撃インタビュー!
●大阪に来てビックリしたことは?
――仙台出身の皆さんにお聞きします。まずは、「大阪に来てビックリしたこと」
RUUNA「地下鉄が難しい!ホームをまたいで階段を上って乗り換えとかあるじゃないですか。大阪でライブを観に行った時に地下鉄で迷って大変でした(笑)。仙台は東西線と南北線の2本しかないので」
MIMORI「賑わっている駅が多い!仙台は仙台駅が一番栄えているんですけど、大阪は大阪駅以外にも、新大阪、心斎橋とか、全部が中心部なのかなって(笑)」
KOUMI「気さくな人が多い!大阪で友達とお酒を飲んでいたんですけど、ガラス張りのお店で、やんちゃボーイみたいな人が窓越しに、元気~?みたいな感じで話しかけてきて…」
RUUNA「仙台にはそういう人はいないよね~(笑)」
●大阪の好きなグルメは?
――続いて、「大阪の好きなグルメ」
RUUNA「鉄板焼きが好きです。お好み焼きは絶対食べますし、大阪の焼肉も美味しい!」
MIMORI「たこの足が出ている、たこ焼きが好きです(笑)」
KOUMI「串カツと、たこ焼きが好きです。飲み歩いたシメに食べるたこ焼きが最高です!」
――KOUMIさんはお酒が好きなようですが、特に好きなのは?
KOUMI「ビールが好きなんですけど、最近は控えて、ハイボールにしています(笑)」
RUUNA「私以外の2人が結構飲みます(笑)」
――MIMORIさんは何を?
MIMORI「最初はハイボールです。ビールを飲んでいたら3㎏太っちゃって(笑)そこから糖質を控えてハイボールに変えて、あとはビタミンを摂ろうと思って、レモンサワーを(笑)」
●関西で行きたいところは?
――続いて、「関西で行きたいところ」
MIMORI「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン!去年の夏頃、メンバーと行ったんですけど、楽しすぎたので、また行きたいです。全部のアトラクションに3回ずつ乗りたい!あと、名物グルメも制覇したいです!」
――絶叫系は大丈夫?
MIMORI「私は大好きなんですけど、KOUMIがダメで、フライングダイナソーの入口のところで10分ぐらい、行こうよ~、行かない!っていうやりとりをしていました(笑)」
KOUMI「恒例です(笑)」
RUUNA「私は若者に人気のところです。仙台だと、小学生の頃はイオンで、中高生になると仙台駅で友達と遊ぶのが定番なんですけど、大阪の若者に流行っている場所に行って、リサーチしたいです。kolme、若者にも人気になりたいので(笑)」
KOUMI「奈良公園に行ってみたい!最近、フワフワ(=動物)不足なので、鹿を撫でくりまわしたいです!」
●ラグビーにハマったRUUNA
――RUUNAさんは「ラグビーファン歴2年」だそうですが、きっかけは?
RUUNA「趣味がなくて、何か欲しいなと思っていた頃に、マネージャーさんがずっとラグビーをやっていた方で、日本でW杯もあるから観に行こうよって言われて、秩父宮ラグビー場に早明戦を観に行ったら、すごく熱気があって、本当に感動したんです!もともと体格がいい男性は素敵だなと思っていたんですけど、その集まりじゃないですか(笑)。あと、試合が終わる時間がだいたい決まっているのがいいですね。次の予定が組みやすくて。最近は一人で秩父宮に通っています」
――MIMORIさんとKOUMIさんは、生でラグビーを観戦したことは?
KOUMI「まだないですね。」
MIMORI「RUUNAが、この試合のここが熱かったのよ!とか、すごい勢いで喋ってくるので、行かなくても観た気になります(笑)」
RUUNA「でも、生は違いますよね。スクラムの中に入りたいって思います!」
●私生活が垣間見れるMV!?
――『Hello kolme』は、どんなアルバムですか?
RUUNA「2年半ぶりのアルバムで、じっくり時間をかけて制作しました。12曲収録されているんですけど、そのうち9曲が新曲で、自分たちがやりたかったジャンルにもチャレンジ出来たアルバムになりました」
――MIMORIさんのおすすめの曲は?
MIMORI「KOUMIが作詞した『No need to rush』という曲です。あえて表題にはしなかったんですけど、私たちのこれからのキーになる曲だと思うので、是非聴いてもらいたいです」
RUUNA「先に曲があって、詞を乗せることが多いんですけど、作り方を変えてみて、先に歌詞を作った曲なんです」
MIMORI「一行一行メロディを作っていくんですけど、こういう作り方もあったんだって。新たな発見でした」
――KOUMIさんのおすすめの曲は?
KOUMI「『My everything』です。RUUNAが歌詞を書いたんですけど、両親への感謝をテーマにした曲で、共感してもらえると思いますし、私も聴いていて、すごく感動する曲なので、大好きです」
――3人それぞれが“主演”のMVも公開されています。MIMORIさんの主演作『The liar』の見どころは?
MIMORI「パソコンとか楽器とかも私物を持ち込んで撮影したんですけど、曲を作りながらお菓子を食べたり、飲み物を飲んだり、普段の私生活のようなところが見どころです」
――KOUMIさんは『Tie me down』。
KOUMI「<彼氏とケンカして家に帰って来た女子>というテーマなんですけど、MVで演技をするのがほぼ初めてだったので、緊張しました。入浴シーンにも挑戦したので、そこにも注目して観て下さい」
――RUUNAさんは『Why not me』。
RUUNA「眠れなさすぎる件っていう感じなんですけど(笑)、<好きになってはいけない人を好きになってしまった>というテーマの曲で、眠れない夜、ゲームを始めてみても全然楽しくない。そんな時にまわりに誰かがいるという幸せをこのMVで表せたらいいなって。私たち3人で東京に住んでいるので、それもリアルに出ていて、2人が後ろからやって来るんですけど、その駆け寄り方に2人の性格が出ているんです。MIMORIはソファをまたいで来て、KOUMIは前から回りこんで来るっていう(笑)」
●今がkolmeを好きになってもらえるベストタイミング
――3月2日から全国6都市をまわるライブツアーがスタートします。見どころや意気込みを聞かせて下さい。
KOUMI「3人のダンスのシンクロ率を期待して、観に来ていただきたいです」
MIMORI「最近、MVを観て、気になってライブに来ましたっていう方がいて、すごく嬉しかったんですけど、そういう初めての方でも絶対に楽しめると思います」
RUUNA「ツアーでは恒例の“スナック秋元”のコーナーがあります(笑)。80年代、90年代のカバーを歌ったりもするので、ショー的な感覚で楽しんでもらえたらと思います」
――最後に、読者の皆さんにメッセージを。
KOUMI「今までで一番の自信作になったので、たくさんの方に聴いていただけたらいいなと思います!」
MIMORI「今年は攻めていきたいと思っています。きっと今がkolmeを好きになってもらえるベストタイミングだと思うので、是非ライブに遊びに来て下さい!」
RUUNA「結成5周年を迎える年なんですけど、4年前に私たちが思い描いていたものが形になったアルバムが出来たと思っています。私たちの音楽を聴いて、好きになってもらえたら嬉しいです。応援よろしくお願いします!」
【取材・文・写真=ポッター平井】
<ポッター平井・プロフィール>
構成作家・ライター。MBSラジオ『NMB48のTEPPENラジオ』などを担当。松田聖子さんの“輝き”に魅せられて以来、30年以上アイドルを応援し続けるアイドル・サポーター。
ポッター平井