高知県香南市で平家に関連する作品を紹介する「清盛への企て」展が開催中

東京ウォーカー(全国版)

高知県香南市の絵金蔵で3月31日(日)まで、「清盛への企て」展が開催されている。

平家という切り口でさまざまな作品が展示される写真は主催者提供


平家の栄華と没落を描いた「平家物語」を題材とした作品は多く存在し、平清盛により追放された俊寛僧都をめぐる段が上演される芝居「平家女護島」もそのひとつ。

このほか、源平の合戦で活躍した源氏方の武士・熊谷次郎直実との戦いで語られる平敦盛を描いた作品など、平安時代末期に政権を握った平清盛の一族「平家」に関連する作品を紹介する。

【写真を見る】貴重な作品がずらりと並ぶ。平家を読み解くヒントが多数写真は主催者提供


担当者は「絵金派の芝居絵屏風に描かれている芝居『平家女護島』は近松門左衛門による時代物歌舞伎を代表する名作で、『鬼界が島の俊寛』の段は現在でも度々上演されています。平家という切り口から、絵金が残した作品を紹介しておりますので白描、芝居絵屏風と違った魅力の作品をお楽しみください」と歴史と見どころを教えてくれた。

平家の切り口で作品が楽しめる同展。歴史好きはもちろん、平家についてあまり良く知らない人でも楽しめる内容となっている。ぜひ訪れよう。

ウォーカープラス編集部

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