2月8日(金)~3月14日(木)の期間、奈良国立博物館で「特別陳列 お水取り」が開催される。
東大寺の二月堂で行われる仏教法会「修二会(お水取り)」に合わせて開催する恒例の企画。お水取り(修二会)は、天平勝宝 4 年(752)に東大寺の実忠和尚が初めて十一面悔過を執行して以来、一度も絶えることなく不退の行法として約1260年にわたって実施され続けており、東大寺が歩んできた長い歴史が刻み込まれている。
同展では、 実際に使われていた法具や東大寺ゆかりの絵画、古文書、出土品などを通じて、長い歴史にはぐくまれたお水取りの世界を紹介する。さらに2月16日(土)は、東大寺長老である筒井寛昭師を招き、公開講座「修二会(お水取り)について」 を開催(定員194 名、聴講無料、観覧券もしくはその半券、奈良博プレミアムカード等必要)。
お水取り(修二会)への理解が深まる「特別陳列 お水取り」。受け継がれる歴史を学びに奈良国立博物館へ出かけてみよう。
ウォーカープラス編集部