これまでのセンターとは意味合いが違っています
2/20㊌に20thシングル「床の間正座娘」をリリースするNMB48。この作品で白間美瑠さんは「ワロタピーポー」以来、3作ぶりにセンターを務めている。
「さや姉(山本彩)が卒業したあとのシングルということで、メンバーみんなと『ここから本当の第2章だね』って話をしていました。そんな重要な曲でセンターを務めさせてもらえるのはすごくうれしいです。でも、これまではセンターに立っていても、後ろにさや姉がいてくれるという安心感がありましたけど、今回はいないので、全然意味合いが違うなって感じています。大きい冠をかぶせてもらったような感覚ですから、その重みに耐えて、しっかりとグループを盛り上げていけるように頑張ります」
「床の間正座娘」は、タイトルを含めて、かなり個性的な楽曲に仕上がっている。
「まずタイトルからNMB48らしいですよね(笑)。これまでにも『北川謙二』やデビュー曲の『絶滅黒髪少女』などがありましたけど、いい意味で、変なタイトルの方がメンバーみんな喜ぶんです。曲調はかっこよくて、一回聴いたら覚えてもらえそうな感じですね。MVは正座しているところから始まるんですけど、正座で終わる『絶滅黒髪少女』のMVとつながっていたりします。途中にも“黒髪”のシーンを再現している部分もあるので、そういうリンクした部分を見つけてもらうとより楽しめるんじゃないかなって。あと、(親指と人差し指で輪を作る)みるみるポーズっていうのがあるんですけど、それがサビの振りに取り入れられているのも個人的にすごくうれしかったです。ファンのみんなにもマネしてほしいですね」
元日に行われた「大組閣(チーム再編成)」。白間さんはチームMのままだが、多くのメンバーが入れ替わるため、新しいチームカラーが生まれそう。
「NMB48の中の変な子をチームMに集めたんじゃないかって思うくらい、個性的なメンバーがそろっています(笑)。キャプテンがなぎちゃん(渋谷凪咲)っていうところからおもしろいですよね。キャプテンはしっかりしないといけない感じがしますけど、チームMだけは歴代キャプテンがポンコツだったので(笑)、なぎちゃんはなぎちゃんらしく頑張ってもらえたらいいんじゃないかと思っています。同じ1期生のれなぴょん(川上礼奈)が一緒なのもうれしいです。私の暴走を止められるのはれなぴょんしかいないので(笑)」
新章がスタートするNMB48をどんなグループにしていきたいかを聞いてみると。
「ライブでのダンスやパフォーマンスがそろっているところや、貪欲に笑いを取りにいくところなど、これまでのNMB48らしさは残していきたいです。それに加えて、アカリン(吉田朱里)が女子力動画でメイク術を伝えたり、さえぴぃ(村瀬紗英)がファッションブランド『ANDGEEBEE』のプロデュースを手がけたりして、今のNMB48は女性力も高いと思うんです。顔面偏差値の高い子も増えましたし。なので、かっこいいNMB48、おもしろいNMB48、かわいいNMB48とか、メンバーそれぞれの個性を生かして、どんどん幅を広げていきたいです」
撮影=石塚雅人/取材・文=田中隆信/ヘアメイク=倉田明美/スタイリスト=稲葉有理奈(KIND) /キャスティング=千葉由知(ribelo visualworks) /衣装協力=<ポーズ1… スカート> ANDGEEBEE(ブラウス、スカート)、DIANA(ピンクパンプス)、Ane mone(イヤリング) <ポーズ2… ショートパンツ> PATTERN fiona(白ブラウス)
NMB48 20thシングル「床の間正座娘」(laugh out loud records)2/20㊌リリース
NMB48第2章のスタートとなる20thシングル。17thシングル「ワロタピーポー」以来3作ぶりに白間美瑠がセンターを務める。ドラフト3期生の南羽諒と山本望叶が初選抜入りした。Type-A、Type-B、Type-C、Type-D、劇場盤の5形態でリリースされる。
ウォーカープラス/野木原晃一