Twitter Japanは、2月22日の「猫の日」に合わせ、「猫の日キャンペーン」を開催する。
毎年2月22日前後にTwitter上で猫に関する会話が活発になることから立ち上がった本企画。中でも、今回のプロジェクトのハッシュタグにもなっている「#猫の日」「#ネコの日」「#にゃんにゃんにゃんの日」付きのツイートは、毎年右肩上がりの盛り上がりを見せているという。
「普段から日本のTwitter上では猫に関するツイートが多く会話されていますが、毎年2月22日前後は、飼い主が猫の写真をツイートするのはもちろん、イラストレーターさんは猫の作品、コスプレイヤーさんは猫のコスプレをしてツイートするなど、様々なジャンルの利用者が「猫の日」をTwitter上で楽しんでいられます」とTwitterJapanの広報担当者が話すように、猫人気は公式側としても周知の事実。TwitterJapan社内でも、猫に関する注目ツイートは特に話題にのぼることが多いという。
今回のキャンペーンでは、2月19日(火)から28日(木)まで、「#猫の日」「#にゃんにゃんにゃんの日」「#猫の写真へたくそ選手権」のいずれかのハッシュタグをつけると、#の後ろにTwitterオリジナルの猫絵文字が表示される。絵文字の原画に漫画「おじさまと猫」で知られる桜井海を起用するなどこだわりぶりがうかがえる。
また、2月20日(水)から23日(土)まで、ハッシュタグ「#猫の写真へたくそ選手権」を使った画像投稿キャンペーンも開催。笑ってしまうような猫の“失敗”写真を投稿し、抽選で合計222名にオリジナルグッズがプレゼントされる。
TwitterJapanが独自に発案したこの「猫の日」企画は、ユニークな取り組みとしてアメリカのTwitter本社でも注目されているとのこと。と言うことは、日本以外では猫に関するツイートがさほど盛り上がっていない……、というわけではない。世界的には8月8日の「世界猫の日」に「#InternationalCatDay」「#WorldCatDay」付きのツイートが集まるという。2つある猫に関する記念日の違いが、盛り上がりのタイミングの違いに繋がっているというわけだ。
これまで大々的な公式キャンペーンを行ってこなかった印象があるTwitter Japanだが、今回の企画の背景には、Twitter利用者の楽しみ方を盛り上げたいという新たな狙いがあるという。「Twitterの行った調査では、”FUN(楽しい)”という要素がTwitterを使うモチベーションの1つになっていることが分かっています。さらに皆さんに楽しく会話ができるものを考え、今回のようなプロジェクトを考えました。これからは、Twitter上で多く会話されているものをさらに楽しく参加いただけるようなコンテンツをもっと提供していきたいと思っています」。
一方、猫の殺処分への啓蒙活動も同時に行われる。一般財団法人クリステルヴィアンサンブルと連動し、人間の都合で命を奪われる不幸な猫が存在する現状とその対策をツイートで発信していくという。
国分洋平