九州の公立美術館では初、長崎県美術館「青木野枝 ふりそそぐものたち」

東京ウォーカー(全国版)

長崎県美術館(長崎県長崎市)で美術展「青木野枝 ふりそそぐものたち」が3月24日(日)まで開催されている。彫刻家・青木野枝の個展で、九州の公立美術館では初となる。

彫刻家・青木野枝の個展が、九州の公立美術館では初開催「ふりそそぐものたち/長崎」(2019年、撮影:山本糾)


大学在学中より一貫して鉄を素材に作品を制作し、手がけた作品は“鉄彫刻”のイメージとは対極にあるたたずまいで見る者を魅了する青木野枝。

鉄を素材にし、見る者を魅了する青木野枝の作品写真は主催者提供(撮影:山本糾)


近作および新作のインスタレーションによって構成される同展では、近年、青木が鉄とともに用いてきた石鹸や石膏などの素材に加え、新たに色ガラスを使用した作品も公開される。長崎という土地と作家としての青木とがはじめて出会う機会となる展覧会。

週末は、芸術に触れ合いに長崎県美術館を訪れてみよう。

ウォーカープラス編集部

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