会話も楽しめる!高知県立のいち動物公園で「さわる動物園」開催

東京ウォーカー(全国版)

高知県香南市にある高知県立のいち動物公園で3月2日(土)、「さわる動物園~触れる・感じる・楽しむ~」が開催される。

「さわる」ことで動物の温もりを感じられ、“生命”を実感できる写真は主催者提供


主に視覚に障がいがある方を対象とし、「さわる」ことのできる素材や動物に直接触れることで動物と動物園を身近に体感できるイベントだ。

第一会場のどうぶつ科学館では全ての来園者を対象に骨格標本や鳴き声、実物大パネルを用いて動物解説を実施。第二会場の「こども動物園」では視覚障がい者対象に、モルモットとの触れ合いや聴診器で心音を聞くイベントを開催する。

触ることで見えてくる動物の姿を確かめよう写真は主催者提供


担当者は「今年で開催4回目となる『さわる動物園』で、毎回感じることがあります。それは、目が不自由な方の音や気温、風の匂いなどから環境を感じとる能力は素晴らしく、ある意味ロボットでない私たちの能力として逆に教わることがたくさんあります。また、子どもの頃は感じとっていたことも、大人になって忘れていることにも気が付きます。誰でも参加できる第一会場は、そんな感覚を動物に関わる素材で体験することができ、各コーナーの職員やボランティアさんとトークも楽しめ、心温まる学びの会場になっていますので、ぜひ気楽に皆さん遊びに来てください」と新たな気付きについて教えてくれた。

触ることで感じる動物のぬくもりを感じられる「さわる動物園」。触れることでわかる発見を見つけに行こう。

ウォーカープラス編集部

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