日本を代表する大名庭園・島津家別邸「仙巌園」で、貴重な雛人形を展示する「薩摩のひなまつり」が4月25日(木)まで開催されている。
第19代当主であった島津光久によって造園された「仙巌園」は、歴代当主によって改築が重ねられ、桜島を築山に、鹿児島湾を池に見立てた素晴らしい景色を望める広大な庭園で、殿様が暮らした御殿もある施設だ。
期間中には、島津家に伝わる貴重なひな人形や、豪華なひな道具99種407点を公開。さらに、源氏物語にも登場する「流しびな」(3月2日(土)、要事前予約)や、風流な春の行事「曲水の宴」(4月7日(日))など、ひなまつりならではの様々なイベントが開催される。
春の仙巌園は、梅や桜が美しい季節。2月上旬~4月上旬にかけてはカンヒザクラ・ガンタンザクラ・ヤマザクラ・サトザクラ・ソメイヨシノなど約150本の桜が次々と咲き誇り、春一色に染まる。「薩摩のひなまつり」開催中の仙巌園にでかけて、美しい春の大名庭園で雅なひとときを過ごそう。
ウォーカープラス編集部