WebコミックサービスのComicWalker(KADOKAWA)で好評連載中の「アンゴルモア元寇合戦記」。その舞台となった長崎県対馬市が、一般社団法人アニメツーリズム協会によって「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に選定され話題となっている。その記念として、対馬市の史跡、名所を巡るスタンプラリーが2019年3月20日(水)まで開催中だ。
初日の2月23日(土)に開催されたキックオフイベントには、比田勝尚喜対馬市長、原作者のたかぎ七彦さん、主人公の朽井迅三郎を演じた小野友樹さん、輝日役を演じたLynnさん、一般社団法人 アニメツーリズム協会の寺谷さんが登場した。
高すぎる参加ハードル!その名も「一所懸命スタンプラリー」
島内の東西南北に点在する13カ所のチェックポイントを計5つのコースで巡る本スタンプラリーには、3つの“高すぎるハードル”が存在する。
1つめは対馬へ行くこと自体がとても大変であるということ。対馬に行くためには、長崎または福岡から飛行機や船を利用する必要がある。2つめは対馬市の面積が大きすぎるため、日帰りですべてのスポットを巡るのがほぼ不可能であること。そして、3つめは島内に電車が走っていないため、移動手段が自動車に限られるということだ。さらには島内面積の89%が山林であるため、山道が非常に多く、徒歩で移動するとかなりの体力が必要とされる。
これら3つの“高すぎるハードル”が理由により、スタンプラリーに参加するためには覚悟を持って文字通り「一・所・懸・命」に巡らなければならない。見事全スポットをコンプリートできた「勇者」には、もれなく認定証と限定壁紙が進呈される。「勇者」となるためのこのスタンプラリー、ぜひあなたも参加してみてはどうだろうか。
大園大輔