作家と犬たちのわんダフルな関係!?福井県福井市で企画展「作家と犬」開催中

東京ウォーカー(全国版)

福井県福井市にある福井市橘曙覧記念文学館で、5月12日(日)まで企画展「作家と犬」が開催されている。

作家と犬たちの関係性を垣間見られる展示写真は主催者提供


川端康成、志賀直哉や白洲正子など明治から現代まで12名の作家と犬との関係に注目した同展覧会。文学作品やエッセイ、かわいらしい愛犬の写真やエピソードなども紹介される。館のある足羽山は桜が咲き、新緑が気持ちのよい場所。散策がてら訪れてみてはいかがだろうか。

担当者は「人が犬と暮らすようになったのは、はるか昔のこと。その愛らしさ、かしこさに魅せられて人は犬と生活をともにしてきました。作家たちもよきパートナーとして犬と暮らし、その姿を自らの著書につづっています。昨春、橘曙覧記念文学館では文豪たちと猫との関係をご紹介しましたが、今回は『犬』とのかかわりに注目します。

展示では志賀直哉、川端康成、夏目漱石、白洲正子など明治から現代までの作家の中から12名を取り上げます。バスを飛び降りて迷子の飼い犬を追いかけた作家孫のようにかわいがった作家や苦手という作家など犬とのつきあい方は作家それぞれ。各作家の文学作品やエッセイ、愛犬の写真やエピソードを通して犬と作家のわんダフルな関係をご紹介します。こだわりの名前などにもご注目ください。

当館のある春の足羽山は桜と新緑が気持ちのよい場所です。本の中の犬たちもみなさんをお待ちしています」と展示の詳しい内容を教えてくれた。

【写真を見る】「川端康成 ワイヤーヘアード・フォックステリアの子犬たちと」(撮影:土門拳)写真は主催者提供


なお、3月30日(土)と4月21日(日)は、13時30分から30分ほど展示室でスタッフが展示の見どころを解説してくれる。作家と犬たちの関係性から、作家の書く名著の奥深さに触れよう。

ウォーカープラス編集部

注目情報