福岡県各地にある桜名所から、”絶景中の絶景”を厳選。生命力あふれる一本桜など、最盛期に訪れれば、そこには非日常の感動体験が待っている。福岡でも選りすぐりのスポットを紹介!
白野江植物公園 / 2月中旬~4月下旬
四季折々の花木が楽しめる植物公園。約60種800本の県内有数の品種コレクションを保有し、樹齢500年の県指定天然記念物の白野江のサトザクラをはじめ、花見の代表種ソメイヨシノ、早咲きの河津桜、薄緑色の花を咲かせるギョイコウなどが咲き誇る。見頃は品種により2月中旬から咲き始め、4月下旬まで楽しめる。
舞鶴公園 / 3月下旬~4月上旬
【2020年の情報に更新中】鴻臚館や福岡城などの歴史的に貴重な史跡や施設、競技場などを備えた公園。春になると約1000本の桜が咲き誇り、桜の名所として知られている。福岡城さくらまつりでは、ガイドツアーやさくらグルメ屋台も登場する他、ライトアップ期間中は桜と城壁を美しく演出する。
秋月杉の馬場通りの桜 / 3月下旬~4月上旬
直線500mの秋月杉の馬場通りの両側を約200本の桜が並ぶ桜の名所。春には桜のトンネルとなり観光客で賑わいを見せる。大自然の美しさと城下町の歴史的景観のコントラストが見事。日没後に実施されるライトアップで夜桜を楽しめるのも嬉しい。
発心公園 / 3月下旬~4月上旬
古くから桜の名所で、久留米藩主の花見の場所でもあった。文豪夏目漱石もここを訪ね、「松をもて囲ひし谷の桜かな」と詠んでいる。春は山肌が白くかすむほどで、夏は山の緑や涼を求め、発心川の谷で遊ぶことができる。また、秋はもみじ谷の紅葉が色づく。
浅井の一本桜 / 4月上旬
樹齢約100年以上と言われる幹周り4.3m、高さ18mのヤマザクラ。地元で大切に保護されており、毎年見事な花を見ることができる。堂々たる風格で花密度も高く、昼間、空の青さの残る日没直後、ライトアップと三様の桜が眺められる。ため池に映る逆さ桜も一見の価値あり。
九州ウォーカー編集部