マーベル・スタジオ最新作「キャプテン・マーベル」が3月15日(金)よりついに公開。1990年代を舞台に、記憶を失った女性ヒーロー「キャプテン・マーベル」の壮絶な戦いを描く。公開を前に、マーベルファンを公言するお笑いコンビ・藤崎マーケットが本作をIMAX3Dで鑑賞。「迫力に圧倒された」と話す2人が、これから鑑賞する人に向けてネタバレなしで本作の魅力を熱く語ってくれた。
マーベルシリーズでは初の女性ヒーローが主役の「キャプテン・マーベル」。とあるビデオショップに空から1人の女性が落ちてくる。彼女は驚異的な力を持っていたが、身に覚えのない記憶のフラッシュバックに悩まされていた。やがて、その記憶に隠された秘密を狙って正体不明の敵が姿を現わす。アベンジャーズの生みの親でもあるニック・フューリーも登場し、アベンジャーズ誕生の秘密が紐解かれる。
キャプテン・マーベルを演じるのは、「ルーム」でアカデミー主演女優賞を受賞したブリー・ラーソン。ニック・フューリーをシリーズお馴染みのサミュエル・L・ジャクソンが演じるほか、日本でも高い人気を誇るジュード・ロウがマーベル作品に初出演を果たした。
「何者かわからないって、ヒーロー映画ではありえないですよね」(トキ)
ー「キャプテン・マーベル」を一足先にご覧になったそうですが、いかがでしたか?
田崎「あっという間でした。タピオカドリンクを片手に観てたんですけど、タピオカのことを忘れるぐらい面白かったです!」
トキ「眠気も覚めるぐらい、最後まで圧倒されました」
ーキャプテン・マーベルが何者であるかを観客と一緒に紐解いていく展開が、これまでのマーベル作品とは大きく違うポイントだと思います。
トキ「何者かわからないって、ヒーロー映画ではありえないですよね。でも、物語が進むにつれ、友情とか人間らしさが色濃くて描かれてて、いい話でした。僕なんて同期芸人が売れたら『噛め!スベろ!』とか思いますけど(笑)」
田崎「本編のラストはびっくりしましたね。全てにおいて期待を上回ってくれました」
ーお2人は本作をIMAX3Dでご覧になったそうですね。
トキ「IMAX3Dは初めてでしたが、アトラクションのような感覚でした。奥行きや飛び出してくる映像、音に厚みを感じました」
田崎「壮大な宇宙空間のシーンもあるし、この作品こそIMAX3Dで観るべき。本編が始まる前の『針の音からジェット機の音まで』っていうIMAXのイントロCMも好きなんですよ。あと、あるあるですけど、本編始まったらメガネ外して3Dとの差を確認しました(笑)」
ー主役のブリー・ラーソンをはじめ、役者陣も豪華ですよね。
トキ「ジュード・ロウが渋かった!雰囲気だけで説得力のある演技ができるってすごいですよね」
田崎「僕はブリー・ラーソンの垣間見せる可憐な表情が素敵だと思いました。ブリー・ラーソンのこと家帰ってすぐ調べたんです。そしたら、シンガーソングライターや映画監督もされていたそうで、ますます魅力的だなと」
ー気になったキャラクターやシーンなどはありましたか?
田崎「猫のグース。あんなことになるなんて(笑)あと、宇宙船のアクションシーンで、めっちゃデカいヤツが周りの小さいヤツと同じでビリビリ棒で戦ってるのが気になりました。体格、生かしてないやん!って(笑)」
トキ「僕はタロスに不思議な魅力を感じました。女性同士の友情のシーンは、ちょっと泣きそうでしたね」
「マーベルの会議を一度覗いてみたいです」(田崎)
ーお2人はマーベルのどんなところに魅力を感じますか?
トキ「『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で観た時、勝つだろうと思ってたらボロ負けで(笑)ヒーロー映画にありがちなパターンを破ってくるところはシビれますね」
田崎「僕は、最先端のCGを駆使してるところ。CGの違和感が全くないのは驚きですよね。あと、作品の垣根を超えてヒーローが出てきたり、シリーズ通しての伏線がニクくいのも好きです。『キャプテン・マーベル』もですが、劇場出たらすぐ言いたくなります(笑)マーベルの会議を一度覗いてみたいです」
ーキャプテン・マーベルのような強い女性はどう思いますか?
田崎「ここまで強いのはちょっと…。女性って怒ったらみんなビーム出るんかと思いました」
トキ「出ないです!この人だけです!でも、表情がめっちゃ女の子になるところもあるんですよね。さすがにここまで強いと手に負えないですけど(笑)」
ーキャプテン・マーベルといえば、諦めない不屈の心が魅力です。お2人がくじけそうになった時に諦めなかったことはありますか?
トキ「最近くじけたのは仮想通貨…。あと、ラララライのブームが終わったあと、仕事がなくなった時はどうしようかと思いました。けど、ここで諦めている場合じゃないなと」
ーラララライと仮想通貨では、どっちがくじけましたか(笑)?
トキ「どちらかといえば、仮想通貨ですね!」
田崎「そこはラララライであってくれよ(笑)僕は去年入院した時かな。その時に、定期的に好きなことをしようと思って。1月に新婚旅行でハワイに行ったんですけど、9日間も休みました(笑)僕が新婚旅行の間、トキは何してたんやっけ?」
トキ「バッティングセンターに行ってました」
田崎「めっちゃ打ったらしいです(笑)どん底の時に手を差し伸べてくれた人には恩返しできるよう頑張らなアカンなって思いましたね」
マーベル作品に出演できるなら、どんな役がいい?
ーマーベルが好きな芸人さんといえば、見取り図さんも有名ですよね。
田崎「見取り図、マーベルに詳しいんですか!ちょっと悔しいですね」
トキ「僕らの方が絶対観てると思うので、負けていないはず!」
ーでは、もしマーベル作品に出演できるなら、どんな役がいいですか?
田崎「前にタクシーのトランクを開けようとしたら鍵がかかってるのにバキッ!って壊して怒られたことがあるんです。ハルクぐらい力あるので、ハルクをやってみたいですね」
トキ「僕は落ち込んでるヒーローに『大丈夫だよ』って励ますキャラ。それか、ヒーローが車の上に落ちてきた時に『オイ、この野郎!』って言う役でもいいです(笑)」
2人が予想!「アベンジャーズ/エンドゲーム」はきっとこうなる!
ー本作に続いて公開される「アベンジャーズ/エンドゲーム」にも期待が高まります。
田崎「上映時間が3時間以上あるって噂を聞いたんですけど、DVDやったら2枚組になるんですかね。途中で『ディスク2に変えてください』とか出たら嫌やな〜」
ー「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」では、キャプテン・マーベルの登場を示唆するシーンもありました。
トキ「サノスに唯一勝てるのは、キャプテン・マーベルしかいないですよね。(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の)ロケットが勝てるとは思えないし(笑)」
田崎「『キャプテン・マーベル』に出てきたスクラル人が、特殊能力の擬態を使って全員キャプテン・マーベルになって戦うんじゃないですか?!」
トキ「ハルクも本調子じゃなかったし。ハルクが本気出してもアカンかな…?」
田崎「もうすぐ公開ですね。まずは劇場で観ます!」
ー最後に、これから「キャプテン・マーベル」をご覧になる方へのコメントをどうぞ!
トキ「ヒーロー映画であまりないような人間のあたたかさを感じる作品です。子どもが観てもかっこいいし、大人が観ても泣ける映画になっていると思います!」
田崎「マーベル初心者でも楽しめますし、過去のマーベル作品も観たくなる仕掛けもあります!壮大な宇宙空間でのアクションシーンは見応えがあるので、大迫力と大音量のIMAX3Dでぜひ!最初のIMAXのイントロCMからしっかり観てください!」
映画「キャプテン・マーベル」は、3月15日(金)よりTOHOシネマズなんば他にて全国ロードショー。
山根翼